こんにちは、emikiです。
- スケボー歴も早8年
- (8年選手にも関わらず)レベルはビギナー
- ガールズスケーター
8年前の春先に初めてスケボーに触れる機会がありました。
元々スノーボード(雪山)のオフトレ感覚で始めたスケボーでしたが、オフトレどころかに見事にスケボーにハマってしまいました。
そんな私は、スケボーを始めたばかりの頃は、その魅力にどっぷりハマり、週5・6で滑っていました。
体力的にはかなり疲れていたはずなのに、不思議と毎日が楽しくワクワクしていて、とても充実した日々だったよ!
そんな私が、楽しくスケボーを続けてこれたのは、自分にぴったりの練習場所に出会えたという部分が大きいです。
スケボーの環境が良いことは、モチベーションにも大きく関係するので、結果スケボーの上達にも繋がります。
今回はスケボー初心者に向けて、スケボーの練習場所について紹介したいと思います。
合わせて、私が感じたスケボーの魅力についても紹介します。
Contents
スケボー初心者のスケボーパークとそれ以外の練習場所
スケボーを買って、さぁいよいよ本格的に練習開始だ!
「でもどこでスケボーを滑ればいいんだろう?」
と、考える人もいるはずです。
この章では、スケボーの練習場所について紹介します。
スケボーの練習場所の代表として、
- スケボーパーク
- スケボーパーク以外の滑走可の公園や広場
があります。
まずはスケボーパークについて紹介します。
スケボー初心者がスケボーパークで練習を始める場合
スケボーパークとは、全国にあるスケボーを楽しむために作られた施設のことです。
スケボーパークを利用するメリットは、
- スケボーを通した友達ができやすい
- スケボーに適した路面が整備されている
- 様々なセクションが設置されていて、面白い
- スケボー専用の場所なので、他人の迷惑にならない(街中でスケボーを滑ると迷惑にもなるので)
と言った感じです。
自分の住んでいる近所にスケボーパークがあるか分からないという人は、こちらのサイトから探すことができるので、参考にしてみてください。
全国のスケートパーク・スポット(外部リンク)
スケボーを始めたくて、いざスケボーパークに行ってみたら、周りに上手い人が多すぎて、初心者の自分にとったら、かなり居心地が悪い経験をしたことはありませんか?
特に初心者ガールズスケーターは、そう感じる場面が多いかな
さらには、パーク内はみんな友達みたいな身内ノリ感覚。
「私、場違いなのでは?」
と不安に感じてしまうこともあります。
私がまさにそうだったので、気持ちはすごく分かります。
そんな不安を少しでも解消する方法を挙げていきます。
①友達と一緒にスケボーを始めてみる
スケボーパークに行く不安を取り除くために、一番簡単で、安心な方法。
友達と一緒にパークに行ったり、練習したり行動を共にします。
一緒にスケボーを始めてくれる友達がいなくても、パークまで一緒に付き添ってもらうだけでもアリです。
②誰も自分のことなど見ていない
スケボーパークで滑るのは初めは緊張します。
パーク内が大人数で、初心者が自分一人だったらなおさら滑りづらいものです。
でも安心してください。
上手い人の滑りなら見ますが、初心者の滑りは背景と化しています。
だから安心して、自分の滑りの練習に集中してください。
私も未だに、うまい人の中に、ただ一人の下手っぴ状態になることがあります。
そんな時は、「誰も私なんか気にしていない。背景だ。」
と言い聞かせて、滑りに集中します(笑)。
③挨拶をして、他のスケーターとコミュニケーションをとる
挨拶されて嫌な気分になる人はそうそういません。
挨拶はコミュニケーションの入り口でもあるので、他のスケーターに積極的に行いましょう。
小さいパークだと特にそうですが、スケボーの上手さに関係なく、挨拶してくれるスケーターは多いです。
私は人見知りが炸裂して、目が合った人にしかしていませんが(←オイw)、基本パークに入る時と、帰る時はそこにいる人に挨拶をします。
最初は緊張しますが、何度も挨拶しているうちに、友達になれることもありますよ。
④思い切って友達になれそうな子に声をかけてみる
スケボー友達を作るのも、不安を取り除く効果的な方法です。
友達になれそうな人に自分から声をかけてみましょう。
その人と友達になると芋づる方式で、その友達とも仲良くなれたりします。
スケボーパーク内に友達が増えると、かなり心強いですよね。
同じ技術レベルの友達を作るのも、一緒に技の練習ができるので楽しいですが、上手い人と友達になると、スケボーについて色々聞くこともできます。
また、自分がガールズスケーターだった場合、他のガールズスケターがいたら、すかさず声を掛けましょう。
スケボーパークは男ばかりなので、同性同士は友達になりやすいです。
⑤一人きりで不安でも、とりあえずスケボーパークに通ってみる
一人きりでパークに通うことが不安でも、とりあえず通ってみてください。
パークに通うとそのうち友達ができます。
特に初心者の頃は、いろんな人から話しかけられて、友達になれるチャンスが多いです。
「いつもきてるよね?」と声をかけられたり、通うことによって顔を覚えられることもあります。
私も初心者の頃は、よくいろんな人に話しかけられてました。
⑥スケボーパークは平日の午前中が空いていて練習しやすい
人目を気にせず思いっきり練習したい場合は、パークが空いている日時に合わせて練習に行きましょう。
土日は世間的にお休みの人が多いので、スケボーパークは混んでいます。
なので、ゆっくりマイペースに練習したければ、平日の午前中が狙い目です。
パークによっては貸切状態になることもあり、誰の目も気にせず、やりたい放題、コケたい放題にスケボーの練習に取り組めます。
スポンサーリンク
スケボーパークの屋外パークと室内パークの比較
スケボーパークには、「屋外」と「屋内」があります。
その両者を比較してみたいと思います。
屋外パークと、そのメリット
屋外パークは、文字通り「外」にスケボーパークが設置されていて、主に県・区・市などの自治体が建設〜管理をしています。公園の遊具みたいな感覚です。
屋外パークを利用するメリットは、利用料金が無料(有料の場合もあるが、数百円程度)なので、誰でも気軽に利用することができます。
スケボーさえ用意すれば、お金をかけずとも一日楽しく過ごすことができます。
利用者の幅が広い分、いろんな人と知り合えるチャンスもあります。
屋内パークと、そのメリット
屋内パークは、企業や個人が経営してるパークがほとんどです。外にあるパークもありますが、総体的に屋内の方が多い印象です。
カラオケのように時間制、フリータイム制と様々な時間設定があり、時間毎の利用料金がかかります。
屋内パークを利用するメリットは、室内なので雨の日でも変わらずスケボーを楽しむことができます。
冬の寒さ、夏の暑さも外より幾分もマシなので、快適に滑ることができます。
定期的にスケボーパーク主催の大人向け・初心者向けスクールを開催しているので、積極的に利用すると友達ができやすいです。
屋外パークと屋内パーク、初心者にはどっちがおすすめ?
屋外パークと屋内パーク、どちらが初心者にはおすすめでしょうか。
個人的には、「屋外パーク」をおすすめします。
理由としては、屋内パークは、スケボー初心者が利用するにはハードルが高いセクションばかり設置してあり、初心者にはとても練習しづらいからです。
屋外パークなら、初心者が練習する用にフラットゾーンが広く設けられています。
フラットゾーンでプッシュ、ターン、チクタク、オーリーなどの練習に励めます。
一方屋内パークは、初心者ではまず挑戦できないアイテムがパーク内に所狭しと置いてあり、フラットゾーンのスペースがほとんどないので練習しづらいです。(※注意:パークにもよる)
また、上手い人でパーク内の動線が出来上がってるので「邪魔にならないかな?」と終始不安になることもあります。
最低でもプッシュ、ターン、チクタクがコントロールできるようになってから屋内パークに行った方が懸命だと思います。
しかし、室内パークでは初心者大歓迎の大人向けスクールを行なっているところもあるので、そういったイベントには積極的に参加すると良いですね。
スクール参加は、スキルアップだけでなく、友達もできやすいので!
スケボーパーク以外でスケボーの練習ができる場所を探す
スケボーパークは利用者も多く、気が散ったり、自分の思うように練習がはかどらないこともあります。
自分の練習に集中できない場合は、スケボーパーク以外の場所で自分がコソ練ができる場所を探します。
スケボーパーク以外の場所を利用するメリットは、
- 周りを気にせずスケボーの練習に取り組める
- パークは開閉時間が決まっているが、練習時間を気にしなくて良い
「パークだと人が多すぎて気が散る」
「周りの目が気になって自分の滑りに集中できない」
「技の練習過程を見られるのが恥ずかしい」
と、感じる人はスケボーパーク以外の場所で滑ることも視野に入れてみましょう。
スケボーパーク以外でスケボーの練習ができる代表的な場所としては、スケボー滑走可の公園(※スケボー禁止の公園では滑らないように注意!)、河川敷、周りに何もない広い空き地です。
スケボーの練習ができる場所を探す注意点
スケボーパーク以外でスケボーの練習ができる場所を探す時は以下のようなことに注意して探してください。
- 周りに迷惑がかからない場所か
- スケボーの滑走音やデッキを弾く音が住宅地まで響いてないか(特に夜間は要注意)
- 歩行者などが通るときは、必ず避ける
- スケボーが快適に滑れる路面状態か
- 照明設備の有無(夜に練習をする場合)
スケボーパーク以外でスケボーの練習をする場合は、特に周りの住環境には十分に注意してください。
スケボーの滑走音や、デッキを弾く音が響いて近所迷惑になってしまい、最悪、警察に通報されたりもします。
なので、大体はスケボー滑走可の公園や河川敷など、歩行者も少なく、周りに住居がない場所で練習している人が多いです。
スポンサーリンク
私が感じるスケボーの魅力とは?
スケボーの練習場所について紹介しましたが、続いてスケボーの魅了を紹介します。
スケボーとの出会いが、私の人生観を変えたと言っても過言ではありません。
好きなことにがむしゃらに打ち込む姿勢。
うまく行かない時の己との葛藤。
たくさんの人と出会えたこと。
今の私を形成する財産となったスケボーの魅力を紹介します。
運動・ストレス解消になる
我を忘れて何かに没頭するって、ストレス解消になりせんか?
スケボー初心者の頃なんて、すべてがいっぱいいっぱいなので、本当に集中して取り組めます。
スケボーって屈伸動作が多く、見た目以上に疲れるので、いい運動にもなります。
オーリーの練習を毎日していた頃は、太ももがパンパン&連日の筋肉痛になったものです(笑)。
コツコツマイペースに取り組むことができる
スケボーは、基本個人競技なので、マイペースにコツコツ練習に励めます。
自分のペースで取り組めるのも、スケボーの魅力のひとつ。
私も含めなんですが、スケーターってマイペースで団体行動が得意じゃない人が多いです。
(もちろんすべての人に当てはまりませんよ!)
周りにそれほど気を使わなくても良く、自分の世界に没頭しながら練習できるので、一人でコツコツできる趣味が好きな人にオススメできます。
一人だと行き詰ってしまうこともあるから、そんな時のためにスケボー友達や仲間を作っておくと良いよ!
練習してきた技が出来た時の達成感は最高!
スケボーを始めると、この技ができるようになりたいという目標ができます。
しかし、スケボーの技はなかなか習得が難しいので、何度も嫌になったり挫折したりしました。
だからこそ、初めてその技が成功した時の達成感は何ものにも代えがたい喜びを感じます。
また、大技を決めたスケーターがいると、そこにいる人全員が手を叩いたり、声をかけたり、デッキを鳴らしたりして、素晴らしさを称えます。
知り合いでもないのに、技に成功すると、みんなで褒め合うんですよ。
スケボーの素晴らしい文化でもあります。
継続の大切さを身をもって知ることができる
何事もそうかもしれませんが「継続」は大事です。
スケボーの場合を考えると、少しでも滑らない期間を空けると、今までできていた技も思い通りにいかなくなります。
コツコツ続ける努力が不可欠なのです。
コツコツ続けることは簡単そうに見えて、実は誰にでもできるようなことではありません。
特に、結果をすぐ求めてしまう人には焦ってしまうかもしれませんが、スケボーを通して私は、継続の大切さと、コツコツ努力を積み重ねる大切さを学びました。
スケボーを通した友達・仲間が増える
スケボーを始めて、スケボー関係の友達や知り合いがたくさんできました。
私は、上京組なので、関東には元から友達が一人もいません。
こっちの友達といえば、学生時代の友達か、仕事やバイトの友達くらいでしたが、スケボーを初めていろんな友達や知り合いができました。
男女問わず、年齢問わず、出身地問わず、職業も多種多様。
スケボーをやっていなかったら絶対に出会えなかった人たちなど、趣味を通して、出会うことができました。
スケボーは何よりかっこいい!
スケボーってかっこよくないですか?
もともとストリートカルチャーも好きだった私なので、スケボーもすんなり好きになりました。
自分がスケボーをしていなかったとしても、上手い人の滑りを見るだけでも楽しいし、
何より上手いガールズスケーターには羨望の眼差しを送ってしまいます。
まずはスケボーを「楽しむ」ことが一番大事
スケボーを始めた頃は、ひたすら毎日無我夢中で練習していました。
時間も忘れるくらい本当に楽しかったです。
その後、スケーターなら誰しも通る道「オーリーの壁」に何度もくじけながら、苦しく楽しくない思いも経験しました。
(実際、今も低いオーリーしか飛べないのですが、それは置いといて。。。苦笑)
何度も挫折し、あんなに楽しかったスケボーが楽しくない時期もありました。
「(挫折によって)楽しくなくなった」スケボーをどう「楽しむ」かということを色々考えるにつれ、「楽しむ」ことの難しさと奥の深さを知ることもできました。
真剣に取り組んでいたら尚更。
何も知らない人にとったら、たかが「趣味」と思われるかもしれませんが、そんな趣味のスケボーからたくさんのことを学び、私自身の人格を形成する上でなくてはならない存在となっています。
2020年の東京オリンピックでは正式に「スケートボード」が種目として追加されました。
今後、スケボーが注目されることは間違いありません。
初心者の方も、女性の方も是非スケボーに挑戦してみてください。