こんにちは、emikiです。
スケボーと仲間の競技はなんでしょう?
同じ横ノリ系のもの同士、「スノーボード」や「サーフィン」が挙げられますね。
私も、スノーボード出身のスケーターなので、親戚みたいな感覚でスケボーにもスノーボードにも取り組んでいます。
※残念ながらサーフィンはやったことがないのですが、いつかは挑戦してみたいと思ってます!
スノーボードもサーフィンもスケボーの仲間といえど、競技するフィールドが違うので、同じ空間で競技をしあうことはほぼ無理です。
- スケボー → コンクリートパーク
- スノーボード → 雪山
- サーフィン → 海
この三者は近い位置にあるけど、意外にも競技中は接点を持てません。
だから、スケーターにとっては、同じフィールドで行うことができる「BMX」の方が親密な存在だったりします。
そこで今回は、スケーター目線になってしまいますが、スケボーとBMXはどちらが取り組みやすいのか、どちらが難しいかといった点を考えてみたいと思います。
Contents
スケボーとBMXの関係性
先に申しておくと、私はBMXには2回くらいしか乗ったことがないので、BMXの知識は皆無です。
過去2回だけBMX乗ってみた率直な感想は、「怖い・・・」の一言でした。
普通の自転車みたいなもんだろ〜と軽い気持ちで乗ってみたのですが、全然乗り心地が違うし、ブレーキがついていないのが本当に怖かったです!
(慣れの問題もあるとは思いますが。)
スケボーとBMXは同じ「ストリート系のスポーツ」とされていて、同じフィールドで競技を行います。
パークには、スケーターの他にも、BMXライダーも練習に来ているので、パークでは両者を良く見かけます。
BMXライダーの体を張ったアクロバティックな妙技に、私は良く目を奪われてしまいます。
これを言うとスケーターのみなさんに怒られそうですが、スケボーよりも見ていて迫力があり、単純にかっこいいな〜と思いました。
BMXのジャンル分けと種類
BMXは、主に3つのジャンルに分けられます。
- レース
- ストリート
- フラットランド
レースは、未舗装の道で凸凹などの障害物を超えながら順位を競う競技です。
バイクのモトクロスレースの自転車版といった感じでしょうか。
ストリートは、パーク内のセクションで行われる競技です。
スケボーでもストリートの部門がありますが、BMXとまったく同じセクションで行うこともできます。
フラットランドは、ストリートとは違い、セクションを使わず、その場で難易度の高い技を繰り出し合っていく競技です。
スケボーでいうところの「フリースタイル」と魅せ方が似ています。
スケボーパークで良く見かけるBMXライダーは、ストリートかフラットランドのライダーです。
BMXのジャンルは3つと思いきや、もっと細分化されているようです!
- ダート・・・土を固めた複数のジャンプ台を、様々なトリックを決めながら走って行く競技。
- バーチカル・・・スケーターのみなさんもお馴染みのバーチカルで行われる競技。とんでもない高さのハーフパイプで行われます。
- パーク・・・スケボーのストリートセクションのようなパーク内で行われる競技。
- リアルストリート・・・街中にある縁石やハンドレールを使ったスタイル。スケーターのみなさんもお馴染みですね!
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スケボーとBMXを比較してみる
それでは早速、スケボーとBMXを比較してみたいと思います。
あくまでもBMXの知識がないスケーター目線の見解なのでご了承ください。m(_ _)m
スケボーとBMXどっちが始めやすい?
まずは「始めやすさ」を比較してみます。
始めやすさからいったら「スケボー」の方だと思います。
なぜスケボーかというと、競技を始めるための資本金があまりかからず、低予算で始めることができるからです。
スケボーは1万〜1万5千円あればコンプリートセットを買えてしまいますが、BMXは5万円前後かかってしまいます。
しかも、BMXは車体にこだわってお金をかけようと思えば何十万もの大金をつぎ込めますが、スケボーは最高級のパーツを揃えたとしてもせいぜい4〜5万円くらいで買えてしまいます。
金銭的な面を考えたらスケボーの方が始めやすいでしょう。
しかし、スケボーの各パーツは消耗品です。
本気で取り組めば、デッキなんかは1ヶ月で交換しなければなりません。
その点BMXの車体はスケボーほど交換頻度は少ないので、一度買ってしまえばある程度の期間は長く使用できます。
スケボーとBMXの認知度は?
スケボーとBMXの認知度は、どちらが高いでしょうか。
最近は、スケボーやBMXを起用したCMが多いですよね。
一昔前に比べたら、大分認知度も上がってきています。
しかし、認知度でいうと「スケボー」なのかなぁ〜と思います。
始めやすさも相まって、パークではやはりスケーターの方が多く、競技人口もスケボーの方が多いと推測されます。
だから認知度だけで言うと、スケボーの方が高いということになります。
スケボーとBMXどっちが手軽にできる?
スケボーにはスケボーの手軽さ、BMXにはBMXの手軽さがあると思います。
スケボーの手軽さはなんといっても「持ち運びの便利さ」です。
小脇に抱えて、どこへでも持ち運ぶことができますが、BMXは車体が大きく重いので、携帯性はありません。
そして、ブレーキなしの自転車は公道を走れないので、持ち運びは車となるので労力を使ってしまいます。
一方、BMXの手軽さは、初心者でもとりあえず乗れるという手軽さがあります。
自転車に乗れる人であれば、上手い下手関係なくとりあえずはBMXに乗ることはできるので、新たな技に挑戦できるのも早い段階で可能です。
しかし、スケボーの場合、まったくの初心者がスケボーに乗ることは難しいです。
スケボーに乗れるようになっても「オーリー」という技を習得しないと、次のステップには進めません。(しかもそのオーリーの習得にはかなりの時間を費やしてしまいます。)
その競技まったくの初心者でも、始めることができる手軽さがあるのはBMXの方だと思います。
スケボーとBMXどっちが危ない?
スケボーもBMXもコケたり怪我をするリスクがある競技です。
個人的にはBMXの方が怪我のリスクが高く、危ないのでは?と思います。
スケボーは足とデッキがくっついていないため、危ないと感じたら自ら危険を回避するように行動をとれます。
しかし、BMXは車体にまたがっているので、ミスってコケる時も車体もろとも自分も巻き込まれてしまいます。
最悪、車体が自分の上に落ちてくる危険もあります。
スケボーもコケたり怪我をしたりすることが多いので十分危ないのですが、怪我した時のリスクはBMXの方が高いんじゃないかと思います。
スケボーとBMXどっちが他人から敬遠されやすい?
スケボーを滑っていると、通行人にものすごく迷惑がられてしまいます。
街中や人通りが多いところで滑るのは確かに危ないし、歩行者の妨げになることもあるので敬遠されてしまうのも分かりますが、なんといってもスケボーの「ガーガー」いう滑走音が迷惑と感じる人が多いようです。
一方、BMXはパッと見自転車なので、迷惑がられることはありません。
音も静かです。
完全に他人からしたらスケボーの方が敬遠されてしまいがちで、勝手な先入観でスケボーを滑ることを快く思っていない人も多いと思います。
ズバリ!スケボーとBMXはどっちが難しい?
スケボーとBMXは、実際どっちが難しいのでしょうか。
正直分かりません・・・
自分がBMXを経験したことがないので、比較のしようがないです(苦笑)。
同じストリート系の競技とはいえ、2輪と4輪、上にまたがって乗るもの、上に立って乗るもの、車体をうまく操って技を繰り出すもの、自分の足で技を繰り出すもの、など
原理やジャンルが違う競技でもあるので比べること自体難しいような気もします。
本人の向き不向きもありますし、取り組む姿勢によっても難易度が変わってくるので、その人次第といったところでしょうか。
ちなみに、BMXは分かりませんが、スケボーは難しいし奥が深い競技ということは、私は胸を張って言えます。
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ガールズスケーター以上に貴重な存在!BMX女子
スケボーパーク内のガールズスケーターは、本当に人数が少なく、人数だけ見ると男子スケーターに圧倒されています。
私の体感ですが、パーク内の男女比は、男:女=8〜9:1〜2なイメージです。
(パークによっては女子率がゼロになることもザラ。)
しかし、BMXをやっている女子は、ガールズスケーター以上に少なく、とても貴重な存在です。
スケボーを始めて8年目。
今まで様々なスケボーパークに行ってきましたが、BMXをしていた女子に出会ったのは過去3人だけです。
本当に貴重な存在で、男の中に混ざって、男子顔負けで技の練習をしてる姿がマジで格好よかったなぁ〜・・・
実は私も機会があればBMXをしてみたいと思っています。
プロのBMXライダーを生で見た時から、BMXの迫力とかっこよさに感動し、自分もやってみたいな〜と以前から考えていました。
資本金と時間に余裕が持てたら、新たな趣味として開拓するのもアリですね!
(サーフィンもやってみたいんですが・・・)
東京オリンピックでは、スケボーもBMXも見ることができる!!
2020年の東京オリンピックで「スケートボード」が追加種目として行われることはみなさんご存知だと思いますが、実は「BMXフリースタイル パーク」も追加種目として認定されていたのです!
私が知らなかっただけかもしれないのですが(笑)、胸熱な情報ですよね!
ちなみに、スケートボードとBMXフリースタイル、BMXレーシングは同じ会場の「有明BMXコース」で行われるようです。
《東京オリンピック公式サイト》
会場:有明BMXコース
会場をGoogleストリートビューで確認してみると、まだ建設中でした。
2020年の東京オリンピックは、スケボーがどんな感じになるのか、どの選手が出場するのか、海外勢は誰が来るのかと楽しみばかりですが、BMX業界も目が離せません。