こんにちは、emikiです。
スケボーの技の練習に伸び悩んでいる時、「難しすぎて出来ないー!!」と挫折しそうな時、そんな時は新たな技に挑戦するして気分転換をするのも良いですが、原点に返ってみることもおすすめです。
スケボー初心者の原点といえば「プッシュ」ではないでしょうか。
そんなプッシュをより楽しめる乗り方を、今回は紹介します。
Contents
スケボー初心者も上級者も関係なく楽しめるプッシュ
プッシュは、スケボーを初めて、まず最初に練習する技ではないでしょうか。
プッシュがある程度乗りこなせるようになると、楽しいですよね。
最寄りの駅までプッシュしたり、近くのコンビニまでプッシュしたり、スケボーを使って移動することが楽しくなってきます。
交通量が多い場所や、スケボー禁止の看板がある場所でのスケボーは控えましょう。
スケボー上級者のプッシュは、早くて力強いので、初心者からすると後ろに着いていくこともままなりません。
だから、スケボーが上手い人と一緒に滑ると、いつの間にやらプッシュが上手くなっていたなんてこともあります。
スケボーが上手い人は、(特に男性は筋力があるので)多少荒れた路面でもそんなにスピードを落とすことなくスイスイとプッシュしていますが、荒れた路面でプッシュするのって足の筋力を駆使したり、神経をはって滑るので慣れないと疲れてします。
特に筋力に劣るガールズスケーターはそうではないでしょうか。
そんな時は、「クルーザー」を使うことで、快適なプッシュを楽しむことができます。
スケボークルーザーに乗って街乗りを楽しく
クルーザーとは、通常のスケボーとは違い「ウィールが大きく柔らかい」ものを使用し、路面での安定感とスピードをつけてくれます。
ウィールが大きくて柔らかいので、衝撃を吸収してくれ、多少荒れた路面でもスイスイ進めます。
通常のスケボーと比べ「デッキ」の形や大きさも多種多様で、デザイン性にも優れています。
コンパクトで持ち運びに便利な「ペニー」。
一時大流行しましたね!
ペニーもクルーザーとして活用できます。
色のバリエーションも豊富で、カラフルでおしゃれ!
このように街乗り用に設計されたスケボーに乗ることで、街中をクルージングすることがより楽しくなります。
多少の荒れた路面でも、スイスイ進んでくれるし、スケボー特有の「ガーガー」という滑車の音を軽減してくれるので、ストレスフリーな乗り心地の良さに「スケボークルージング」がやみつきになるはずです。
スケボーまったくの初心者がペニーに乗る時の注意点
先ほども紹介しましたが、スケボークルーザーの中に「ペニー」という乗り物があります。
一時期ファッションとして持ち歩くことが流行りましたが、同時にペニーに乗ることも流行りました。
スケボーまったくの初心者がペニーを乗りこなすことはできるのでしょうか。
結論を先に言うと、「できなくはないが、習得にはそれなりの努力が必要」と、私は思います。
通常のスケボーとペニーを乗り比べた時、通常のスケボーの方が「安定感」があります。
なぜなら、デッキの大きさがペニーより通常のスケボーの方が広いので、しっかり足を置くことができるからです。
また、通常のスケボーはデッキテープが貼られているのでグリップ力がありデッキの上で足が滑りにくいのですが、ペニーはデッキテープがなくツルツルなので、デッキの上で足が滑ってしまうことも考えられます。
ペニーは、足を置くデッキ部分が狭く、グリップ力がなく足元が滑りやすい
=「安定しない」
=スケボー初心者が乗りこなすのは難しい
だから、スケボー特有のバランス感覚に慣れていない初心者が、ペニーに乗れるようになるには時間がかかるのです。
安定しないということは、コケてしまうリスクも発生してしまうので、十分に注意してペニーに乗るようにしてください。
しかし、ペニーはコンパクトで軽く、女の子でも気軽に持ち運びしやすいし、何と言っても模様が多種多様でおしゃれ!というメリットもあるので、人気が出る理由も頷けます。
初心者がいきなりペニーを乗りこなすのは難しいかもしれませんが、練習次第で必ず上達するので、ぜひ挑戦してみてください。
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ソフトウィールを持ち運ぶだけでスケボークルーザーに早変わり
さて、私のクルージング事情はというと、、、
実は、クルーザーを持っていません!
なぜかというと、それに代用できる方法でクルージングをしているからです。
それは、「ソフトウィール」への付け替えです。
いつも乗っているスケボーのウィールを、クルーザー用のソフトウィールに付け替えるだけです。
(付け替え作業が面倒と思うかもしれませんが、慣れると2〜3分でできます。)
ソフトウィールとは、通常のスケボーで使うウィールより硬さが柔らかい事で、衝撃を吸収し、滑走音なども軽減してくれます。
また、サイズも通常使う52・53mmよりは大きいものを選択するので、荒れた路面でも安定し、スピードが上がります。
ソフトウィールを使用すると、スムーズで伸びがあり、荒れた路面でも軽やかなプッシュが楽しめます。
ちなみに、クルーザーデッキを持たずに、普段乗っているスケボーにソフトウィールを付け替えてクルーザー代わりにするという乗り方のメリットは、以下の通りです。
- いつも乗り慣れているセッティングなので、デッキコントロールがしやすい
- ローコストで準備できる
- ウィールだけの持ち運びなので、荷物がかさばらない
ソフトウィール用にベアリングが必要になります。私は使わなくなった中古のベアリングを使い回しています。
付け替え用のソフトウィールを選ぶ時の注意点
付け替え用にソフトウィールを選ぶ場合、一点だけ注意して欲しいことがあります。
それは、自分の「トラックの高さ」と「ウィールの大きさ」に注意することです。
トラックの高さとウィールの大きさで、デッキとウィールの幅が決まると思いますが、位置が近すぎると、ターンなどで踏み込んだ時、ウィールとデッキが接触(バイト)してしまいます。
バイトすると、ウィールが傷んだり、最悪の場合コケて怪我をしてしまう恐れもあります。
自分が普段使用しているトラックの高さと、ソフトウィールの大きさの組み合わせには気をつけてください。
トラックだけでなく、デッキの形やブッシュの柔らかさ、セッティングによってもバイトする可能性があるので、一概にどのウィールサイズが良いとは言えませんが、参考までに私が使っているサイズを紹介します。
私は現在、サンダーHIGHのトラックを愛用しています。
ソフトウィールの大きさは54mmです。
55mmでもギリいけると思いますが、56mm以上になるとバイトする可能性大です。
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クルージングをするとスケボーがさらに楽しくなる
オーリーを練習しまくっていた頃、息抜きにクルージングをしてみました。
家からスケボーの練習場所まで。
ソフトウィールなので音も静か。
路面が荒れててもスピードがつく。
快適そのものでした。
そして、オーリーばかり練習していたので気づかなかったのですが、いつの間にやらスケボーに乗り慣れている自分を実感することもできました。
普段何気なくスケボーに乗ったり、オーリーを練習していただけなのに、いつの間にやらプッシュが上手くなっていたのです。
地道な練習を積み上げていくことが大事なんだと気付きました。
そして、「楽しむこと」も何より大切です。
街中をクルージングすると、そんなスケボーの楽しさを思い出させてくれます。