こんにちは、emikiです。
30代で独身となると、将来のことを考えて貯金に励む人も多いのではないでしょうか。
- 結婚する場合→ 結婚資金、出産費用、子供の養育費などの蓄え
- 一生独身の場合→ 一人でもやっていけるくらいの老後の資金
- 年齢とともに病気のリスクが高まる→ 医療費や働けなくなった時の当面の生活費
私自身も30代で独身なんですが、せっせと貯金に励んでおります。
そこで今回は、私の他にも30代の独身女性を対象にして、「貯金」に関するアンケートを実施してみました。
私と同じ境遇にある、30代独身女性のみなさんは、一体どのくらい貯金をしているのでしょうか。
また、貯金の目的はどういったことなのでしょうか。
この辺を具体的に明かしていきたいと思います。
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30代独身女性の平均貯金額
今回、クラウドワークスのアンケート機能を使って、100名の30代独身女性の方に「貯金」に関するアンケートを取りました。
その結果から、
30代独身女性の平均貯金額は・・・
312万7,900円
となりました。
貯蓄金額別をグラフに表すと、以下の通りです。
- 貯金額0円・・・4%
- 貯金額1万円〜9万円 ・・・ 4%
- 貯金額10万円〜99万円 ・・・ 15%
- 貯金額100万円〜299万円 ・・・ 36%
- 貯金額300万円〜499万円 ・・・ 15%
- 貯金額500万円〜699万円 ・・・ 12%
- 貯金額700万円〜899万円 ・・・ 8%
- 貯金額900万円〜999万円 ・・・ 1%
- 貯金額1,000万円〜 ・・・ 5%
大きなくくりで確認すると、
- 貯金額100万円未満が、全体の23%
- 貯金額100万円以上~500万円未満が、全体の51%
- 貯金額500万円以上が、全体の26%
という結果になりました。
全体的には、100万円以上とまとまった金額をしっかり貯金している人が非常に多い印象でした。
とりあえず100万円あれば、万が一、失業や、病気・けがによる入院等で、急に収入が途絶えてしまっても当面の生活費を賄うことができます。
現実的にはそのような事態が起こらないに越したことはないのですが、貯金があることが「精神的安定」につながることは確かです。
30代独身女性の毎月の貯金額平均は?
続いて、30代独身女性に、毎月の貯金額についても伺ってみました。
アンケートの結果、毎月の貯金額平均は、
35,815円
となりました。
毎月35,815円を貯めていくと、年間で429,780円。
おおよそ2年間で、100万円ほどの貯金額が見えてきます。
ボーナスが支給される会社であれば、1年間で100万円貯金も可能となります。
ちなみに、毎月の最低貯金額は、0円。
毎月の最高貯金額は、15万円でした。
貯金できる・できないの明暗が、はっきり分かれてしまっていますね。
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30代独身女性の貯金目的は何?【ベスト5】
30代独身女性の貯金のおもな目的は、一体何なのでしょうか。
あわせて聞いてみたので、集計結果をグラフでまとめてご紹介します。
(※1人につき複数回答あり)
30代独身女性の貯金の主な理由ベスト5は、以下の通りです。
第1位 老後のため
第2位 急な病気・リストラなど万が一の時の備え
第3位 結婚・出産・育児資金
第4位 住宅購入のため
第5位 海外留学・海外移住のため
各項目ずつ、具体的に見ていきましょう。
第1位 老後のため
約3人に1人が「老後の資金のために貯金している」という回答がありました。
自己管理力が高い方たちが多くて、素晴らしいですね。
「年金だけでは暮らしていけない」
「私たちの世代は、年金がもらえるかどうか分からない」
「歳を取って働けなくなった時、収入が途絶えてしまう」
老後といってもまだ30年以上も先の話なんですが、老後などの将来のことを考えるとお金の悩みは尽きません。
60歳の定年後、85歳まで生きた場合、生活費として4,000万円前後必要と言われています。
年金等で補填することも可能ですが、国民年金の場合は厚生年金の1/3程度しか支給されないので、自分の蓄えから生活費を捻出しなければなりません。
また、病気・けが等をしてしまえば、医療費も加算されます。
老後のために、若いうちから貯金をしっかりしておく必要があるという事実に十分うなずけます。
第2位 急な病気・リストラなど万が一の時の備え
生きていると、予期せぬトラブルに見舞われてしまうこともあります。
急なリストラや、病気・けがで収入が突然途絶えてしまうこともあるので、そんな時のために当面の生活費(または医療費)を賄える貯金があると、精神的にも気持ちが楽です。
備えあれば憂いないといいますが、生活費の3ヶ月分は最低でも貯蓄しておきたいところです。
その教訓を活かして、最低半年くらいは無収入でも大丈夫なくらいの貯金をするようにしました。
第3位 結婚・出産・育児資金
30代独身と言っても、まだまだ結婚願望がある方もたくさんいらっしゃいます。
(もちろん私もその一人です!)
結婚式を挙げる資金、出産費用、子供の養育費など、結婚生活全般にかかる資金を独身の頃からコツコツと貯めている方も多くいらっしゃいました。
子供を一人育て上げるのに、平均3,000万円ほどかかるといわれています。
子供を望むのであれば、独身のうちからコツコツと貯金を貯めておいた方が良いということは、明らかということです。
第4位 住宅購入のため
一生独身の予定だから、結婚後に持ち家を持ちたいからなど、理由は様々ですが、住宅購入という大きな買い物をするために、貯金をしているという意見もありました。
住宅購入時は、頭金等のまとまった金額も必要になってきます。
持ち家があると、とりあえずは「住む」に困らない場所が提供されるので、安心して生活の基盤を作ることができます。
将来のためにも、一戸建て住宅の購入費用として貯金しています。
第5位 海外留学・海外移住のため
海外に興味があり、海外留学や移住のために、貯金を貯めているというご意見もありました。
少数派のご意見かと思いきや、第5位にランクインするほど人気の高い理由となりました。
人生は一度きりです。
30代女性は、「結婚→子育て→出産」というルートを大半の人が歩んでいく中、「自分の好きなことに人生を捧げたい!」という思いから、海外での暮らしに憧れている人も多いようです。
「我が道を行く」というマインドが、なんだかかっこいいですね!
イタリア語の学習と美術館、教会、景勝地を巡る旅を計画しています。その為の貯金です。
30代独身女性のその他の貯金理由
30代独身女性の貯金理由ベスト5以外も、ご紹介していきます。
何となく貯蓄している
車購入のため
旅行費用の貯蓄
親の介護資金
趣味のため
開業・独立資金
奨学金返済
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30代独身女性が「貯金」できない理由
今回貯金に関するアンケートを実施した際に、貯金が思うようにはかどらない方々に対して、その理由も伺ってみました。
主な理由としては、以下の3つです。
- 所得が低いから
- ローン・奨学金などの返済金が多いから
- 浪費グセがある・将来のことをあまり考えていないから
各カテゴリーごとに詳しく見ていきましょう。
所得が低いから
一番多かった理由は、「そもそもの所得が低いから貯金ができない」というご意見です。
パート、アルバイト等の非正規雇用や、フリーランス等の収入が安定しない人のご意見が多い印象でした。
非正規雇用は、収入が低く安定しないという金銭的なデメリットの問題に直面せざるを得ないといった現実です。
正社員転職をすることが、収入アップそして貯金額アップへの近道ともなるので、一度正社員転職を検討されてみてはいかがでしょうか。
(正社員転職が無理であれば、派遣社員等の時給が高い仕事などもおすすめです。)
ローン・奨学金などの返済金が多いから
ローン返済や、奨学金返済など、本来なら貯蓄に回せるであろう金額をまるまる返済に充てていては、貯金もなかなかはかどりません。
住宅ローン、車のローン、奨学金返済などの、仕方のない理由もあるかもしれません。
がんばって少しでもはやくローンを完済してほしいところです。
浪費グセがある・将来のことをあまり考えていないから
貯金できない理由として、一番の困った理由は、
「浪費癖がある、将来のことを考えずに無計画にお金を使っている」といった理由です。
要改善しなければならない理由ですね・・・。
20代ならまだしも、30代にもなってお金の管理ができていないとなると、なかなかシビアな問題ですよ!!
急に100万円を貯めようという話ではありません。
貯金の大切さを学び、少額からでもいいから、コツコツと貯金を心がけるように考え方を変えなければなりません。
万が一の時、お金がないと困る事例は、以下の通りです。
肝に命じておきましょう。
肝に命じておきましょう。
- 急な病気・ケガの時に、医療費が払えない。働けなくなったら収入が途絶える
- 急なリストラにあうと、収入が途絶える
- 冠婚葬祭などの臨時の出費に対応できない
- お金がない不安が常につきまとう
- お金を人に借りすぎると信用を失う
- 最悪の場合、借金をしなければならない
▽お金が貯まらない人の特徴は、こちらの記事でも詳しく書いています▽
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貯金額500万円以上の人に聞く!うまく貯金ができるコツ
「上手く貯金できない!」というご意見とは裏腹に、500万円以上の貯金に成功していらっしゃる方も、全体の26%(4人に1人)いらっしゃいました。
みなさんは、どのようにして貯金を行っているのでしょうか。
その方法や心がけについてもまとめてみました。
節約を心がける
極力ものを買わない
基本的に家にいる。
趣味はポイント集めやテレビなど、お金のかからないもの。
少しでも安いものを探す。
実家暮らしだから
今は無駄遣いせず、お昼ご飯は前日の夕食の残りを詰めるなどして節約しています。
使うに限界があるので、強制的に5万貯蓄にまわしていますが、それ以外もどんどん勝手に貯まっていく感じです。
実家だからといって貯金ができるというとは限らない衝撃の事実です!
▽詳しくはこちらの記事から▽
30代独身女性は実家よりも実は“一人暮らし”の方がお金が貯まる説
貯金グセをつける
その年の出費によって貯金額変えることもあるが(車の購入など)、基本的に毎月同じ額を貯金に回すようにしている。
生命保険で積み立てとか勝手に引き落としされるのでとても良いですよ。
積立定期預金
ボーナスは全部貯金
株や投資で収入を増やした
財形貯蓄とドル建ての保険
収入を上げるために転職
収入をあげるため、転職しました。
貯金をしているお金に手をつけない
キャッシュカードを持ち歩かないことも、貯金に手をつけないための自分なりの施策です。
家計簿管理をする
貯金の目標を決めた
アナログ的なやり方ですが効果的です。
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30代独身女性の平均貯金額まとめ
30代独身の平均貯金金額は、312万円でした。
みなさん、コツコツと真面目に貯蓄に励んでいる印象を受けました。
また、貯金の目的は、「老後のため」というご意見が圧倒的に多く、次いで、病気・ケガ・失業などの万が一の時のため、結婚・出産・養育費のため、と続きました。
まだ見ぬ未来の不安要素を少しでも軽減するため、貯金がたくさんあるに越したことはないです。
残念ながら「貯金がない」というご意見もありました。
やむを得ない理由がないのであれば、自分の意識改革が必要なので、これを機にお金に対する意識の持ち方を考え直してみても良いかもしれません。
- 非正規雇用等で低所得・・・正社員へ転職しましょう。それが無理なら、派遣社員などの時給の高い仕事へ転職しましょう。
- 自分の浪費が原因・貯金に対する意識が低い・・・将来のためにどれだけ貯金が大事か意識改革をして、少額からでも貯金を始めていきましょう。