公募展

絵画公募展初めての出展 〜知っておくべき事まとめ〜

公募展出展を決意しました

こんにちはemikiです。
色々、考えた上で公募展に自分の絵を出してみることにしました。

いきさつはこちらから
絵がもつエネルギーと画家ならではの世界観

 

学生の頃、コンクールには何度も出したことはあるのですが、
それって学校の方でまとめて出してくれていたので、今回のように最初から自分ひとりで出展することは初めてです。

 

私自身、知らなかったことも多く、ネットで調べながら試行錯誤。
そんな公募展初出展の様子ををまとめてみました。

今回は2つの公募展に出展しました。

アートオリンピア 2017

神奈川県美術展

アートオリンピアには作品を2点出展し、
神奈川美術展には1点出展しました。

 



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貧乏画家にはキツイ!公募展出展には出展料以外にもお金がかかる

公募展に出す時、出展料がかかることは知っていました。
数千円〜数万まで、公募展によって金額は異なります。

 

具体的な金額は知らなかったので、
率直に、「高い!」と思いました。

その金額を払ってでも、自分の絵を出品したいと、全国各地からたくさんの絵が集結する訳です。
それは、意気込みや熱意がこもった作品ばかりでしょう。

 

こちらにのサイトに主な公募展の出品料一覧がまとめてありました。
【公募展に応募しよう|出品料について】

 

出展料は最初から計算に入れていたので良いのですが、
そのほかにも必要なものを揃えるために、お金がかかります。

その内容をまとめてみました。

 

【キャンバス・絵の具代などの画材代】
これは絵を描く上で必ずかかってしまうお金です。

 

【額装代】
絵を出展するとき、搬出入や移動時、絵に傷がついたり破損しないように「仮額」というものをつける必要があります。
(※仮額が必須ではない公募展もあります。)

私の絵はF10号サイズだったので、ひとつ3,800円くらいでしたが、
それでも私にとったらイタイ出費でした。
調べてみると100号超える人の仮額は15,000円〜のようです。
大事な作品を保護するためのものなので、仕方ないのですが。。。

 

【搬入出の送料】
当初の私は、作品の搬入・搬出は梱包して宅配便で送ればいいだろうと考えていたのですが、
全然考えが甘かったです。

搬入搬出代行という美術品専門に扱う業者にお願いしなければならないのです。

 

ヤマト運輸など大手運送会社も美術品代行運送というサービスもあります。
調べてみると、料金も通常の宅配便と比べ物にならないくらいの高さでした。

 

大きさにもよると思いますが、私の場合、往復で12,000円〜15,000円。
これが、大きいサイズの作品だともっとお金がかかってしまいます。

 

その分、美術品取り扱いのプロが現地まで作品を運んでくれ、
梱包・開封・撤収まで請け負ってもらえます。
自分以上に美術品の取り扱いに慣れているプロ集団なので安心です。

 

結局私は金銭的な問題から、自分で直接搬入することにしたのですが、
開催地域近隣の方以外が出展する場合は、直接搬入も厳しいですね。

さらに、自分で直接搬入する場合も、交通費や梱包代がかかります。

 

当初はこんなにお金がかかるとは思っていなかった私。

 

それだけ美術作品とは貴重なもの。
破損や傷がついてしまった場合、取り返しがつかないものなので、
お金をかけるのでしょう。
特に搬入時に何か問題が起きてしまうと、
審査自体受けられないという最悪な結果にもなりかねません。

 

公募展に応募する場合は、

出展料
画材代
額装代
搬入出の送料(代行業者・交通費・梱包代など)

などのお金がかかります。

 

私も、今回3点出品するのに5万円弱かかりました。

100号超えの大きいキャンバスで、
地方からの配送だと応募するだけで10万円以上かかる場合もあるのでしょうか。

いやはや、公募展がこんなにお金がかかるとは思っていなかったです。

 

仮額とは何だ?

公募展に出展する際、絵に額装(仮額)をして出展をすることを知らなかった私。

審査時や移動の際の、作品保護のためです。

 

仮額が必須ではない公募展もありますが、
余裕があるのであれば作品保護のためにも装着した方がベターだと思います。

額装をつけることによって見栄えも変わりますしね。

 

仮額の規定は、出展する公募展によって違いがあるので、事前に確認しておいた方が良いです。
幅○cm以内、ガラス・アクリル不可、額の材質、釘の打ち付け、ネジしめ、など主催によって額の規定が違います。

 

額が規定に満たない場合は、審査対象外になる場合もあるので、
必ず事前
に調べて準備しておく必要があります。

搬入出代行業者が、仮額を有料でレンタルをしてくれる所もあります。
自らお店で購入するよりは安く手に入れることができます。

 

レンタル代の相場は私が調べた感じだと、お店で購入する額の半額前後で借りれるという印象でした。
サイズや額の材質によって全く値段が変わるので、一概に言えませんのでご注意ください。

 

私は、世界堂オンラインショッピングで購入しました。

自分の作品はF10サイズだったので、また使いまわせると思い購入しました。

仮額

こんな感じです。
説明書もついていて、仮額が何か知らなかった私でも、簡単に組み立てることができました。

 

お店によっては、在庫取り寄せの場合もあります。
私が購入した額は、納品まで1週間くらいかかりました。

 

締め切りギリギリに購入するのは危険なので、
日時に余裕を持って事前に購入しておく方が良いです。

 

 

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搬入搬出も自分で手配する

搬入・搬出の手配も自分で行わなければなりません。

代行業者に一任するか、
直接自分で搬入するか。

 

自分で搬入出する場合、自家用車で搬入出する方もいますが、
軽トラ・ハイエースなどをレンタルして持っていく方もいます。

自分一人ではなく、仲間数人で出品する場合は、
お金を出し合ってレンタカーで搬入出をする方もいます。

 

確かに昨今のレンタカーは安いので、
直接搬入に行ける人は、代行業者にお願いするより、
自分で車をレンタルした方が安く上がります。

 

その場合、レンタカー代プラス、ガソリン代、高速代、駐車場代、梱包代なども必要になってきまが、
高速を使わず下道で行く、梱包剤は家にあるもので済ませるなど節約の仕方はあります。

 

こちらにのサイトに搬入出代行業者の一覧がまとめてありました。
【公募展に応募しよう|搬入出関係一覧】

 

レンタカー比較サイト



 



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いざ搬入会場へ

梱包された絵車に積み込まれた絵
作品を梱包し、車に積み込み(転倒防止のシートベルトも着用)、

いざ搬入会場へ!

続々とたくさんの絵が運ばれていました。

バックヤードらしきところを見ると、
事前に代行業者などから配送された絵がたくさん並んでいました。

業者さんが多い中、車で自ら運んでいる人も結構いました。
公共交通機関を利用して運んで来る人もいます。

この日はあいにくの雨で、作品運搬時の梱包は厳重にしました。

受付けに入る前にすべての梱包を取り外し、作品を裸の状態にします。

 

そして受付けへ。

 

規模が大きい公募展で、たくさんの人が応募するため、
受付けも混んでいるのかなと思いきや、
タイミングがよかったのか、待っている人がいなく、すぐに受付けができました。
受付け自体も、1〜2分で完了しました。

 

神奈川県美術展は、その場で出展料の清算やエントリーシート(※)の貼り付けなどがあったので、少し時間がかかりましたが、5分くらいで完了しました。

こちらも、タイミングがよかったのか待っている人もおらず、すぐに受付けができました。

※エントリーシートとは、自分の作品の裏側に、氏名、作品名などを記載した紙のことです。HPなどからダウンロード、もしくは事前受付などで運営から送られてくるものもあります。作品の天地の向きに沿って貼り付けるため、決められた場所にきちんと貼り付けなければなりません。

 

こうして、無事公募展へのエントリーが完了しました。

 

そして、自ら搬入して気づいたことがあります。

美術業界では当たり前なことかもしれませんが、そんなことは知らなかった私。

 

これ知らなかったら入選自体厳しくないか?
と考えてしまう事実に気づいてしまったのです。



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自ら搬入して、気づいた大事なこと「これ知らなかったら入選厳しくない?」

搬入時、たくさんの方の絵がちらほら見えたのですが、私の絵との大きな違い。

それは「作品のサイズ」です。

すべての方という訳ではないのですが、ちらっと見えたバックヤードに並んでいる大量の絵のほとんどが大きいサイズ。

パッと見て、サイズを言い当てるほど手練れではないのですが、
1m超えの作品なんてザラでした。

 

かたや私の作品は530mm×455mmのF10サイズ。

並べてしまうとどうしても迫力負けし、貧相に見えてしまいます。

なんだか、モヤモヤして、その後ネットで色々調べてみました。

 

すると、やはり大きいサイズで出展することは当たり前のような記事が多かったです。
ネットの情報をすべて鵜呑みにする訳ではないのですが、
美術業界では当然だったことを、知らなかった私。

すべての公募展に当てはまる訳ではないのですが、100号サイズ前後が主流のようです。

ちなみにF100号は1,620mm×1,300mmです。
自分の身長ぐらいある大きなサイズです。

もちろん小さくても、大きい絵に見劣りしない素晴らしい絵だったら入選も可能でしょう。

しかし、大きい絵を描いた方が入選に有利と言わざるをえない理由もありました。

 

<単純に大きい方が迫力がある>
同じレベルの大きい絵と小さい絵を並べ、
どちらを選ぶかとなると、やはり「迫力」で勝る大きい絵の方でしょう。

 

<大きい絵が描けるということは実力がある>
小さい絵が描けても大きい絵を描ける実力がないとみなされてしまう

確かに、小さいサイズの絵は、誰でも描きますが、
1m超えの大きいサイズの絵を描く機会など、誰しもなかなかあることではありません。
私も描いたことがありませんが、
小さいサイズの絵とは違う構成力が必要になってくるようです。

そんな理由から、大きいサイズの絵の方が入選には有利なのではないかと考えることができます。
現に、出展している多くの方の絵は大きいサイズでしたしね・・・

もちろん小さいサイズの作品がダメという訳ではないのですし、
小さいサイズの作品がまったく入選しないという訳ではありません。

しかし、そのことを知識として知っているのと、
知らずに描いているとでは、モチベーションに大きく左右します。

私は、漏れなく後者だったので、搬入後にテンションがダダ下がってしまいました(苦笑)。

 

そんなこんなで、最後はモヤモヤしましたが、公募展出展という目標は無事達成しました。
知らないことだらけでとても勉強になり、何より「刺激」になりました。

あとは結果を待つだけです。

 

(6/1追記)公募展結果とその後はこちらから
絵画公募展初出展の審査結果と今後のまとめ



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