「絵を描きたい。」
でも、なんだか上手く描けない、いわゆるスランプみたいな状態になったことはありませんか?
そんな「絵を描くことに行き詰まった時」に私がやってみた方法は、4つあります。
- 思い切って描くのをやめてみる
- 周りのレベルや評価を気にしない
- 絵を描くスタイルには自分らしさがあっても良いと思う
- あえて他の画家の絵は見ない
今回は、この4つの方法を紹介しながら、絵を描くことに行き詰まった時の心構えを紹介します。
《注意》
私は完全なるアマチュアで、趣味の範囲で絵を描いている人間です。
プロの方、プロ志望の方には適していない方法と思われるので、その辺はご了承ください。
Contents
絵を描くことに行き詰まったら、思い切って絵を描くことを辞めてみる
『絵を描くことに行き詰まったら、思い切って描くのをやめてみる。』
これは、私の持論です。
描いていないと「不安」「怖い」など負の感情を持って、絵を描くことを「義務」みたいに感じるようになってしまうと、本当にしんどいです。
その感情を上手く作品に反映できたり、プラスの方向に感情を持っていける人ならまったく描くことをやめる必要はないのですが、私はそのような芸当を持ち合わせてはいませんでした(笑)。
絵を描けない自分を「ダメだ」と自己否定し、描「け」ない→描「か」ない、のスパイラスに陥った時期は本当に苦しかったです。
やっぱり絵は楽しんで描きたいもので、苦しんでは描きたくないのです。
その思いの原点は、やはり子供の頃の自分。
あの絵に対するひたむきな情熱の根底には「楽しい」という感覚があったからです。
子供の頃の感情を思い出すと、苦しみながら描く絵なんて自分らしくないと思いました。
私の場合は、絵を描くブランクを10年も開けすぎてしまいましたが(笑)、ふとしたきっかけでもう一度絵と向き合えるようになりました。
以前よりもまったく気楽な気持ちで。
周りのレベルや評価を気にしない
「下手で当たり前。だってブランクあるんだもん、しょうがない」
絵を描くことに対して、そう思うようになってからは、さらに心が軽くなりました。
もう開き直りに使いのですが(笑)。
私にとって絵とは「楽しんで描くもの」なのです。
周りのレベルが高いから萎縮することないのです。
絵の評価は他人がすること(考えること)。
周りにばかり意識を走らせないで、まずは自分がどうしたいか考えることが大切だと思います。
だから私は「絵を楽しんで描く」ことから再スタートしました。
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絵を描くスタイルには自分らしさがあっても良いと思う
世界は広い。いろんな画家のスタイルがあってもいいと思います。
情熱だけでひたすら描く人。
心の闇をキャンバスにぶつけられる人。
職人のように淡々と描き続けられる人。
絵は自由な表現の場です。
スタイルやバックグラウンドは十人十色です。
以前は、情熱だけでひたすら絵を描き続けられる人に憧れていました。
むしろ、そうでなくてはいけないと思い込んでいました。
そして、それができない自分に絶望。。。(苦笑)
もうこんな自分責めの考え方は卒業しようと思います。
だって苦しいだけで、全然楽しくないんです。
自分本位で物事を考え、選択する。
自分らしい方法や自分に合ったスタイルで進めていく。
むしろ、自己流のスタイルって人と違ってサイコーじゃん!とも思えるようにもなりました。
クリエイティブな人って他人と違うことするの大好物ですよね?
あえて他の画家の絵は見ない
絵を描くときは、あえて他の作家さんの作品をネットで検索したり、あまり見ないようにしています。
その人に影響を受けてしまい自分らしい絵が描けなくなってしまったり、上手い作品や個性的な作品をみると自分と比べてしまうからです。
まったく見ないといったら嘘になりますが、「見る」「見ない」は気分で決めています。
今日は自虐的になりそうだという日は見ません。
むしろそうゆう日は絵を描きません。
反対に、心がワクワクしていて「絵が描きたい」と思える日はガツガツ絵を描くし、ネットなどで他の作家さんの作品を見ても、自分と比べたりせず、純粋にその絵の素晴らしさを堪能できます。美術館で絵を見るような感覚で。
また、そういう時は、いい意味で刺激を受け、絵を描くモチベーションアップにも繋げることができます。
このように、気分の使い分けをうまくするコントロールすることも、絵を描くモチベーションを維持するためにも大切なことだと思います。
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絵を描くことに行き詰まったら【まとめ】
- 思い切って描くのをやめてみる
- 周りのレベルや評価を気にしない
- 絵を描くスタイルには自分らしさがあっても良いと思う
- あえて他の画家の絵は見ない
以上の方法で、私は絵が描けないスランプ状態を乗り切ってきました。
「絵が描けないなら、無理して描かない」
「気分が乗らないなら、無理して絵を描かない」
あまり、構えすぎずに、気軽に「絵」と向き合うのが私にはぴったりでした。
もちろん、プロの方やプロ志望の方はそんな甘いことを言っている余裕なんてないのでしょうが、私と絵の距離感はこのくらいが適切なのかな、と思いました。
(あんまりどっぷり絵にハマりすぎると、どうも周りと比べてしまいネガティブになってしまう傾向になるので)
本気でプロになりたければ、スランプだろうとなんだろうと絵を描き続けることが大切です。
それと同時に、何ものにも折れない強いメンタルも必要です。
しかし、時には肩の力を抜く意味でも、当記事の方法を参考にしていただけると幸いです。