こんにちは、emikiです。
「一生独身かもしれないから、年収を上げるために資格を取得したい」
「実務経験のない業界に挑戦したいから、資格を取得したい」
今後の人生のキャリアプランを考えて、資格取得を考えている女性も多いことでしょう。
しかしながら、資格を取得すれば、必ずしも転職に有利だったり、年収を上げることができたりする訳ではありません。
なぜなら、資格なら何でも良いというわけではなく、「何の資格を選ぶのか」がとても大事になってくるからです。
「何となく取りたいから・・・」「仕事に活かせると聞いたから・・・」といった、安易な考え方でのぞんでも、失敗するし、挫折します。
そこで今回は、30歳以上の独身女性が資格を取得する際に、挫折しない・後悔しない資格の選び方についてご紹介します。
Contents
資格取得にもランクがあります
資格には、ランクがあることをご存知ですか?
国家資格・・・国が法律に基づいて認定する資格
公的資格・・・文部科学省・経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格
民間資格・・・民間団体が任意で行う資格
「民間資格」→「公的資格」→「国家資格」の順に難易度が上がります。
取得の難易度が高い資格の方が、(資格を活かせる業界に就職できれば)安定的な高収入を見込むことができるので、挑戦するなら「国家資格」「公的資格」あたりがおすすめです。
しかし、難易度とともに学習時間や費用が多くかかることも特徴なので、働きながら学習をする時間を確保することはもちろん、100万円以上の授業料を準備しなければなりません。
《資格の種類の例》
- 国家資格・・・社会福祉士、看護師、宅建(宅地建物取引主任者)、司法書士、公認会計士、美容師etc.
- 公的資格・・・文消費生活アドバイザー、ディジタル技術検定、日商ビジネス英語検定、日商簿記検定試験etc.
- 民間資格・・・インテリアコーディネーター、犬訓練士、カラーデザイン検定、ネイリスト技能検定etc.
30代以上の独身女性は稼げる資格を取得しよう
30代以上の独身女性は稼げる資格を取得しましょう。
民間資格の中には、「何の役に立つの?」「この資格活かせる?」といった資格も多く存在します。
毎月数万円程度の稼ぎで良い副業レベルなら問題ないのですが、本職としてしっかり稼ぎたいのなら、稼げる資格を取るようにしましょう。
それでは、稼げる資格とは具体的にどういったものなのでしょうか。
法律・会計・経営関連の資格取得はテッパン!
稼げる資格とは、一般的に考えつくのは、歴史があり、安定した需要がある「法律」や「会計」関連の資格です。
また、これらの資格は男性の資格保有者が多いため、逆に女性が重宝される場合もあります。
経営コンサルの国家資格でもある「中小企業診断士」も同意。
圧倒的に男性の資格保有者が多いため、女性が社会進出をして、女性経営者や起業家が増えた現在では、女性の経営関連の資格保有者が重宝されることは間違いないでしょう。
自宅開業系の資格取得も熱い!
企業に属して、取得した資格を活かすという働き方がスタンダードかもしれませんが、サロン・教室などの開業に役立つ資格取得もおすすめです。
例えば、ネイルサロン、エステサロン、パン作り教室など・・・。
自分の「好き」や「得意」の延長線上にあるものなので、仕事へのやりがいも十分持てるはずです。
しかしながら、個人で開業をして成功させるには、企業に勤める以上に難しいことも事実であり、難しい反面、成功すれば会社員以上のお金を稼ぐことも可能となる、夢のような働き方です。
最近では、「自宅サロン」という開業形態も流行っているので、本業とは別の「副業」として取り組んでみても良いかもしれませんね。
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30代以上の独身女性が資格選びを失敗しない5つのポイント
「法律」「会計」「経営」関連の資格や、自分で開業をするための資格が稼ぎやすいと言いましたが、自分のやりたいこととマッチしていないことには、早々に挫折してしまいます。
自分に合う資格選びが、とても重要になってくるのです。
続いては、30代以上の独身女性が、資格選びの際に気をつけるポイントをご紹介します。
- 「国家資格」を過信しない・・・苦労して取得しても一生の稼ぎが保証されるわけではない。取得して何がしたいのかを明確に
- 「取りやすい資格」は選ばない・・・資格欲しさにとりあえず取得しても本当にキャリアアップに役立つのかを自問する
- 「将来有望な資格」に騙されない・・・「将来有望」は資格のPR材料程度と考える。将来性は自分で見極めを
- 「人気資格」に惑わされない・・・合格者が増えれば実社会で供給過多に。取得後の使い道をよく考えて
- 「仕事に直結する資格」に惑わされない・・・専門的な資格は就職に有利だが、その仕事が自分に合っているのかどうか見極める
出展:リクルート「稼げる資格」
「国家資格」を過信しない
国家資格が必要な職種は、確かに年収も高く安定して稼げます。
ところが、資格を取得する能力と、その資格を活かしながら社会で働く能力は、まったく意味が違います。
要は、国家資格を持っていたとしても、社会に適合して働かなければ、まったく意味がないということです。
例えば、公認会計士の平均年収は800万円といわれていますが、これはあくまでも「平均」。
自分の力量次第で、平均を大きく上回る収入を得ることもできるし、逆をいうと、最低ラインの賃金で働かなければならないこともあるのです。
だから、国家資格を取得したから「安心」というわけではなく、その後自分がどのように働いていくのかの方が重要なのです。
「取りやすい資格」は選ばない
「自分でもできそうだから」「簡単そうだから」といった理由で資格を取得しても、資格が活かせる仕事先に就職しなければまったく意味がありません。
「特に興味がない分野だけど、何となく・・・」といった理由で資格を取得しても、今後の自分のキャリアに活かせる可能性は非常に低いです。
また、取りやすい資格は往往にして人気が高く飽和状態であるため、自分の強みにはならない場合もあります。
「将来有望な資格」に騙されない
「将来有望」というキャッチコピーを掲げて資格取得を促す方法は、企業広告ではよくあるPR方法のひとつです。
誰も未来のことは分かりません。
ただ漠然と企業広告に踊らされて資格を取得しても、自分のキャリア育成にプラスには働きません。
もちろん、自分が本当に必要性を感じた資格なら取得してください。
今後の自分のキャリアプランをしっかり考えてから、資格を選ぶようにしましょう。
「人気資格」に惑わされない
人気の資格は供給過多となり、ライバルが多く存在するので、その分転職の際の壁となります。
本当にその資格を取得して、自分のキャリア育成に役立つのか。
資格を取得して、自分がどのようにその資格を活かして働いていきたいのかを、きちんと熟考から資格を選択するようにしましょう。
「仕事に直結する資格」に惑わされない
いくら仕事に直結する資格でも、自分がその職種に興味がなければ、仕事も続きませんし、下手したら資格の勉強の時点で挫折します。
(例えば、文系頭脳で美容の仕事が好きな人が、税理士の資格を取っても、自分が本当にやりたい仕事とはかけ離れていますよね。)
「安定」や「高収入」を目的として、資格を取得する気持ちも分かるのですが、結局は「自分の好きな分野」「得意な分野」の仕事じゃないと続かないので、資格の選択は自分に適当なのかをきちんと吟味するようにしましょう。
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30歳以上の独身女性が失敗しない資格取得の鉄則まとめ
資格取得は、転職活動に有利に働くので、一生独身主義の女性、30歳から実務未経験の業種に転職を考えている女性にとっては、有効的な手段のひとつです。
しかし、忘れて欲しくないことは、資格はあくまでも「資格」に過ぎないということです。
その資格を活かしつつ、自分がどう働くのかが重要であり、むしろ資格を取得をした後に自分の采配をどう振るのかにかかっているのです。
資格は、その参加条件を満たすためのアイテムに過ぎないということです。
また、「何でもいいから資格を取りたい」など、自分の今後のキャリアも考えずに、闇雲に資格を取得する行為もあまり賢明とはいえません。
自分の今後に活かせる資格を取得しないことには、まったく意味がないことだし、まず何よりも続かないし、挫折します。
そのような人たちは、まずは資格以前に「自分が一生涯を通してやりたいこと」を見つけることから始めると良いでしょう。
(←“自分のやりたいこと見つけ”のために、いろんな資格に挑戦してみるのも一つの方法かもしれませんが、資格を取得することだけが目的にならないように注意。あくまでも目標は、今後の自分のキャリア育成のためにあります。)