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【実践レポート】シーグラスを拾って販売する方法を画像で徹底解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

こんにちは、emikiです。

「シーグラス」というものをご存知ですか?
シーグラスとは、に落ちているガラス片のことです。

画像を見た方が早いと思うので、こちらをご覧ください!

自分で拾ったシーグラス
こちらは、私が拾ったシーグラスたちです。
綺麗ですよね〜。

シーグラスは、ハンドメイドアクセサリーや、インテリア・雑貨のパーツの一部として使用されることも多く、個人で拾ったシーグラスをオークションサイトなどで販売することができます。

「シーグラス拾い」は、元手0円で始められる副業としても人気が高く、ただ落ちているシーグラスを拾えば良いだけなので、子供から大人まで様々な年代の人が取り組むことができます。

実は私自身も、何回も海に「シーグラス」を拾いに行っています。

シーグラス集めは、最近のマイブームになりつつあり、趣味が釣りなので、良く海辺に出かけることも相まって、暇をみてはシーグラスを拾いにいっています。

そこで今回は自身の経験に基づいた、シーグラスの拾い方をご紹介します。
シーグラスが落ちている海の見極め方、拾うポイント、拾ったシーグラスを販売する方法も具体的にご紹介したいと思います。

「シーグラス」に関して興味がある方は、ぜひご一読ください!

Contents

シーグラスができる仕組み


シーグラスは、元は捨てられた「ガラス」です。

ガラスが、波に揉またり、岩にぶつかったりすることで破裂し、破片(ガラス片)と化します。
そのガラス片が長い時間をかけて、波や砂に揉まれ、角が取れたり着色したりして、海岸にたどり着いたものを「シーグラス」と呼ばれます。
別名「ビーチグラス」とも呼ばれています。

シーグラスは、人工ではなかなか再現できない、独特の透け感や形がとても魅力的で、アクセサリーのパーツや、インテリア・雑貨のパーツとしても人気が高いです。

 

シーグラスはどこで拾えるの?


シーグラスは、海で拾うことができます。
水辺と砂地(砂利)があるような場所だったら、川や湖でも採取可能です。

ただ、海の方がシーグラスがたくさん存在するので、今回は海で拾えるシーグラスについて具体的に解説していきます。

シーグラスがよく落ちている海岸の特徴

まずは、シーグラスがよく落ちている海岸の特徴をご紹介します。
海岸選びの参考にしていただけたらと思います。

漂流物が流れてきやすい海岸

先ほど説明した通り、シーグラスの元は「ガラス瓶」です。
ガラス瓶は漂流物の代表格ともいえるので、必然的に漂流物が良く流れ着いてくる海岸にはシーグラスも集まりやすいと言われています。

漂流物が流れ着きやすい海岸かどうかは、実際に海岸に流れ着いているものを確認してみれば一目瞭然なんですが、定期的に清掃を行っている場所もあるので、その付近に詳しい地元の人に聞いてみるのも良いかもしれませんね。

定期的に海岸清掃がされていない海岸

定期的に清掃活動が行われている海岸は、シーグラスが少ない印象です。

シーグラスは、小さくてガラス片のように尖ってはいないため、ゴミ拾いの対象にはなりにくいのですが、所詮元はガラスなのでゴミの対象として拾われてしまう可能性も大いに考えられます。

また、手つかずの海岸の方がそれだけ人目に触れることがない漂流物も多く、大量のシーグラスを発掘し、それを独り占めできてしまうこともあります。

砂の粒子が細かすぎない海岸

砂の粒子がサラサラして細かすぎると海岸は、シーグラスは育ちにくいため、良質なシーグラスを採取できません。
少し目の荒い砂浜がある海岸を探してみましょう。

人の立ち入りが少ない海岸

人の立ち入りが少ない海岸の方が、シーグラスを見つけやすく感じます。
理由は単純で、他にもシーグラスを拾っているライバルがいないからです。

2年前くらいにテレビ番組で、『拾ったシーグラスを売って、月収100万円を稼いでいる主婦』が話題になりましたが、誰でも無料で拾えるシーグラスで一攫千金が狙えるとなると、みんなこぞってビーチに押し寄せますよね(苦笑)。←私もその一人ということも、否めませんが・・・。

別にお金目的ではなくても、潮干狩りや子供とビーチで遊んでいるときに、綺麗なシーグラスが落ちていたら、思わず拾ってしまう人も多いはずです。

このような理由から、できれば人の立ち入りが少ない(他にシーグラスを拾う人がいない)海岸の方がシーグラスを見つけやすいです。

首都圏を中心とした都会に住んでいると、なかなか人の立ち入りが少ない海岸を見つけるのは難しいかもしれませんが、もし穴場を見つけることができたら、1時間で1kgくらいのシーグラスは余裕で拾えます。
しかも独り占めできます。(←経験談ですw)

波が強い海岸

シーグラスは、波や砂に揉まれて出来上がる性質を持っているため、波が強い海岸の方が、シーグラスを発見しやすいです。

また、波が強いと漂流物も流れてきやすいので、結果シーグラス自体が見つけやすくなります。

ただ、波が強い日のシーグラス拾いは危ないので、波の穏やかな日を狙って出かけるようにしましょう。

砂浜ではない「砂利浜」でもシーグラスは落ちている!

砂利浜でもシーグラスを拾える
砂浜の海岸ではない、「砂利浜」でもシーグラスは拾えます。
私も実際に、砂利浜でもシーグラスを拾っています。

ただ私の経験上は、「砂浜」の方が「砂利浜」よりも、「質の良い」シーグラスがたくさん拾える印象でした。(←場所によるのかもしれないので、個人的な意見とはなるのですが。。。)

サンドペーパーに置き換えて考えてみてください。
目が荒いペーパーより細かいペーパーで削った方が、すりガラスの質感も細かい仕上がりになりますよね。
(あまりにも細かすぎる粒子の砂浜では、シーグラスは育たないんですが。)


(↑画像参照)このくらいの粒子の砂浜だと、質の良いシーグラスが育ちやすいと感じています。

ただ、砂利浜でも質の良いシーグラスをたくさん発見することができているので、一概には言えないのですが、海岸選びの一つの目安として参考にしていただけたらと思います。



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シーグラスが落ちていやすい場所と時間帯のポイント

続いて、シーグラスが落ちていやすい場所と時間帯のポイントをご紹介します。

闇雲にシーグラスを探しても、なかなか探しにくいと思うので、ご紹介する方法でポイントを絞って見つけてみてください。

海藻や砂の層ができている場所

シーグラスが最も見つかりやすい場所は、海藻や砂で層ができている部分です。

海藻や砂の層ができているポイントはシーグラスが見つかりやすい
画像の赤丸で囲った部分をよく見ると、海藻や砂が蓄積されて「層」が出来上がっています。
このポイントは、「漂流物がたまりやすい場所」という印でもあるので、シーグラスが流れ着いている可能性も高いです。


このように、貝殻や大きめの小石が流れ着いている辺も、シーグラスが流れ着くポイントです。

 

砂にくぼみがある場所はシーグラスを拾いやすい
また、こちらのように砂に「段差」があるような場所は、波が多く流れ込むポイントでもあるので、シーグラスが押し流されてくる可能性も高いです。

波打ち際ばかり探さず、満潮時に波が届く場所も探す

シーグラス探し初心者は、ついつい波打ち際近辺を探すと思いますが、波打ち際よりも陸側にシーグラスが落ちている率も高いです。

もちろん、潮の満ち引きの関係上、波打ち際にもたくさんのシーグラスが落ちているので、波打ち際の調査をすることも前提なんですが、もっと範囲を広げて探すと、大量のシーグラスを発見することができます。

満潮時や海が荒れた日に、どこまで波が届いているか確認して、波が到達するエリアまで探してみてください。
陸側でも、シーグラスが押し流されている可能性は十分にあるので、隈なく探すようにしましょう。

シーグラスがたくさん見つかる場所は、砂(砂利)を掘ってみよう


シーグラスがたくさん見つかる海岸を発見したら、片手鍬などで砂浜(砂利)を掘り返してみましょう。

特に集中してシーグラスが見つかった箇所には、見えない所にもシーグラスが隠れている可能性が高いです。

潮干狩りのような感覚ですね(笑)。

見えてる部分だけを拾うよりも、一気に大量に発掘できます。

荒天後はシーグラスを見つけやすい

荒天で波が荒れたあとは、シーグラスを見つけやすいと言われています。
荒波に揉まれて新たなシーグラスが流れ着いたり、砂に隠れていたシーグラスが地表に出てきたりするからです。

ところが、私も荒天の翌日に、シーグラスを拾いに行ったことがあったのですが、大失敗。
荒天翌日は、継続してそのまま波が強いし高いしで、ろくに海に近づけず、いつもよりもシーグラスを拾えませんでした(苦笑)。
波が落ち着く翌々日に出かけてた方が賢明だと思いました。

干潮を狙って拾いに行く

潮が引いて陸地が露になる干潮を狙った方が、シーグラスを拾える範囲が広いので、おすすめです。
シーグラスを拾いに行く日は、潮の満ち引きの時間帯を確認してから出かけるようにしましょう。

夏よりも冬に探す

シーグラス拾いは、夏よりも冬に探すのがおすすめです。
なぜなら、夏は海水浴などで海に出かける人が多く、それに比例して海岸の清掃活動が頻繁に行われるからです。
初夏から初秋にかけては、海には人が多く集まるので、シーグラス拾いには適していませんが、海水浴に遠征した際の気分転換として行うのも良いかもしれませんね。

1個見つかれば周りに何個か固まって見つかる

この法則、実際に私がシーグラス拾いを始めてみて体感したことなんですが、シーグラスって1個見つかれば、その周辺にまとまって何個か見つかるんですよ。

理由は、以下の2つが考えられます。

  • 潮・地形などの条件がマッチして、シーグラスが流れ着きやすいポイントだった
  • 元は同じガラス瓶だったものが、近海で割れて、一緒に流れ着いた

特に、色がまったく一緒のシーグラスが近距離に何個かあると、「これ、元は一緒のシーグラスだったんだろうな〜」と、見受けられることが多いです。

なので、もし1つでもシーグラスが見つかったら、その周辺にもシーグラスが大量に落ちている可能性があるので、チャンスです!
隈なく探してみてください。

シーグラスの有無は海岸によるので「ない」と感じたら場所移動をする

シーグラスが「ない」海岸には、残念ながらどれだけ探しても見つかりません。

海岸同士が数百メートルしか離れていなく、一見似たような海岸だと思っても、シーグラスがある方にはあるし、ない海岸にはありません。

なので、20〜30分程度探しても、ひとつも見つからないようであれば、場所を移動した方が賢明でしょう。



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シーグラスを探すときの注意点


続いて、シーグラスを探すときに、注意すべき点をいくつかご紹介します。

シーグラスの採取禁止場所で拾わない

シーグラスは、場所によっては採取禁止の場所があるようです。(特に沖縄県)
最悪の場合、条例違反に科せられるので、事前に確認を取ってから、シーグラスを拾いに行きましょう。

海の生物に注意

波打ち際には、漂流物の他にも海の生物が紛れています。
クラゲ、貝、カニ、虫など、最悪の場合刺されてしまうので、注意しながら採取をするようにしてください。

もし、海岸に流れ着いている海藻などの下を確認してみたい場合は、軍手やトングなどを使用して、直接素手で触らないようにしてください。

危ない漂流物には近づかない

漂流物の中には、海外からのものもあります。
発煙筒や刃物など危険な漂流物もあるので、近づかないようにしましょう。

波に注意

シーグラス拾いに夢中になると、つい下ばかりを見てしまいます。
不意に高波に襲われてしまう可能性もあるので、波打ち際に近づく時は、波には十分に注意するようにしてください。

また、荒天時は、海岸には出かけないようにしましょう。

夏場は熱中症に注意

太陽を遮るものがない海岸は、本当に暑いです。
夏場は、熱中症になってしまう恐れがあるため、水分補給をしっかり行い、適度に休憩を挟むようにしましょう。

 

シーグラスが拾える代表的な海岸


関東・関西エリアで、シーグラスを拾える代表的な海岸をご紹介します。
時期やタイミングによって変動するかもしれませんが、参考までにご確認ください。

関東エリア

  • 河原子海岸(茨城県)
  • 保田第一海岸(千葉県)
  • 内浦海岸(千葉県)
  • 勝山海岸(千葉県)
  • 長者ヶ崎海岸(神奈川県)
  • 城ヶ島(神奈川県)
  • 三戸浜海岸(神奈川県)

東京は、湾になっているためシーグラスなどの漂流物が流れつきにくいです。
そもそも、海岸自体もあまりない印象ですしね。

東京以外の海沿いまで遠征すると、シーグラスが探せるようですね。

関西エリア

  • 白浜(和歌山県)
  • 加太海岸(和歌山県)
  • 磯の浦海岸(和歌山県)
  • 琵琶湖(滋賀県)
  • 長松海岸(大阪府)
  • 須磨海岸(兵庫県)

日本一の湖を誇る、琵琶湖でもシーグラスを拾えます!

シーグラスは、海以外でも川や湖でも拾えるので、近くに海がない方は、川に探しに行くこともおすすめです。
(←しかし、川は海以上に見つけるのが難しそうですが・・・)



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シーグラスを探すときに必要な道具

シーグラスを探すときに必要な道具は、シーグラスを入れるビニール袋かバケツだけで十分です。


私も基本的に、ビニール袋を1枚片手に海岸を徘徊していますが、夏の時期は麦わら帽子と、水分補給用の水筒も忘れずに持参しています。

場合によっては、軍手・トング・片手鍬のようなものがあった方が良いでしょう。

《シーグラス拾いに必要なもの一覧》

  • ビニール袋 or バケツ・・・拾ったシーグラスを入れる
  • 軍手・・・海の漂着物に直接触って怪我をしないために
  • 片手鍬・・・砂や砂利の中のシーグラスを掘り起こすために
  • トング・・・海の漂着物に直接触って怪我をしないために
  • 麦わら帽子【夏】
  • 飲料水【夏】
  • 日焼け止めクリーム【夏】
  • 防寒具【冬】
  • ホッカイロ【冬】

※孤独での作業となるので、周りの迷惑にならないようなら、ラジオや音楽を流しながらシーグラス拾いに取り組むのもおすすめです。

また、あれもこれもと欲張って所持品を用意しすぎるのは、あまりオススメできません。

シーグラス拾いは、歩きにくく、勾配のある砂浜を歩き続けるので、意外にも体力を使います。
また、頻繁にしゃがんだり立ったりを繰り返すので、太ももや腰にも負担がかかります。

だから、あまりにも大荷物を背負いこんでシーグラス拾いに取り組むと、余計に疲れてしまうため、必要最小限の準備だけでのぞむようにしましょう。

 


基本的には、ビニール袋1枚あればOKなんですが、夏は熱中症対策のための道具も装備するので、荷物もかさばってしまいます。

 

売れるシーグラスの色と形の特徴は?


さて、シーグラス拾いが完了したら、シーグラスを販売してみましょう。
ここでは、具体的にどのようなシーグラスが販売に適しているのかをご紹介します。

売れやすいシーグラスの色は、どういった色でしょうか。
ご紹介します。

希少価値があり高値で売れるシーグラスは「赤・黄色・オレンジ・青」

希少性のあるシーグラスの色は、赤・黄色・オレンジ・青など、ガラス瓶自体をあまり見かけないものです。

私自身、何回もシーグラスを拾いにいっているのですが、青のシーグラスが2個拾えた程度です。

希少な青色のシーグラス
そのくらい、出会える可能性がとても低いので、その分見つけたら、高値で買い取ってもらうことができます。

赤・黄色・オレンジ、青のシーグラスを見つけた人は、ラッキーです!

 

白・水色・緑色・茶色のシーグラス
ちなみに一般的なシーグラスの色は、白色、水色、緑色、茶色です。

色の濃度が濃いほど経過年数が経っているので高値になる

シーグラスは、色の濃度が濃いほど経過年数が経っていると言われています。
なので、価格も高値で売れることもあります。

シーグラスの色の濃度が濃いほど、経過年数が経っているので高値になる
確かに色が濃い方が、色に深みが増していて綺麗ですよね。

いつの時代のガラスが流れ着いたのでしょうか・・・
歴史を感じますよね。

 

シーグラスは色も大事ですが、形もすごく大事です。
続いては、売れるシーグラスの形と、売れないシーグラスの形をご紹介します。

売れるシーグラスの特徴

売れるシーグラスの特徴
売れるシーグラスの特徴は、いたってシンプルです。

  • 角がなく丸い
  • 色が綺麗
  • 質感は透明ではなく、すりガラスのようになっている

一見、いたってシンプルな条件なんですが、このように条件が揃っているシーグラスは、なかなか見つけるのが難しいんです。

角が欠けていたり、形が変だったり、シーグラスになりきれていなかったりと、なんらかの理由があるシーグラスの方が多いんです。

私の体感なんですが、商品化できる綺麗なシーグラスは、見つけたシーグラス全体の中で約半分くらいなんじゃないかなと思います。

しかし、売れる・売れないは、使用者の用途にもよるので、少々雑な仕上がりでも問題ない場合もあります。
例えば、アクセサリーの場合は、色・形・大きさのすべてにおいて高クオリティのものを求められますが、写真立てなど埋め込まれる形式のハンドメイド作品などは、多少難があっても問題はありません。

ただ、状態が良いものの方が、確実に高価な値段設定ができるため、良いに越したことはないということです。

 

売れないシーグラスの特徴

売れるシーグラスの特徴が分かったところで、続いては「売れにく」シーグラスの特徴を画像付きでご紹介します。

透明で光沢があるシーグラスは売れない
売れないシーグラス① 透明で光沢がある
シーグラスは、すりガラスのように半透明な質感が特徴であり魅力なので、まだシーグラスになり切れていないガラス片は、売れません。

 

角があるシーグラスは売れない
売れないシーグラス② 尖った角がある
角があるシーグラスも、まだ若いシーグラスの証拠。
波に揉まれることで、シーグラス独特の丸みが出てくるのです。

 

形がいびつなシーグラスは売れない
売れないシーグラス③ 形がいびつ
色・質感ともに問題がなくても、形がいびつな場合、使用用途が狭まってしまうため、売れにくいです。

 

大きすぎるシーグラスは売れない
売れないシーグラス④ 大きすぎる
シーグラスは、アクセサリーや雑貨のパーツとして使われるので、大きすぎるシーグラスは、あまり人気が高くありません。

 

せっかく汗水垂らしながら拾ったシーグラスを、選定するのはもったいないと思うかもしれませんが、良質なシーグラスの方が売れやすいことは確かです。

雑なクオリティのシーグラスは、売れ残るどころか「ゴミ?」と、思われてしまう可能性もあるので、できるだけ良質なものを選んで販売するようにしましょう。

 

【番外編】シーグラスならぬ「シー陶器」も販売できる!

シー陶器を拾いもおすすめ
シーグラスと同じ要領で出来上がる陶器のカケラ「シー陶器」も、販売することができます。
シー陶器は色は元から着色されているので、形がきれいで角の丸みがあればOKです。

シーグラスを探すついでに、一緒に探してみてはいかがでしょうか。



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シーグラスを販売する手順


さて、続いてはシーグラスを販売する手順をご紹介します。

海で拾ってきたシーグラスは、そのままの状態では販売に適してはいません。
きちんと処理をしてから販売をするようにしましょう。

販売手順①シーグラスに付着した砂やゴミを水で洗い流す


シーグラスを拾ってきたら、シーグラスについている砂やゴミを、まずは水で洗い流しましょう。

きれいに洗い流しておかないと後々めんどくさくなるので、大雑把でもいいので、シーグラスについているゴミや砂をひとつずつ確認しながら洗い流します。

販売手順②拾ったシーグラスを塩素消毒

拾ったシーグラスを塩素消毒する
シーグラスの砂やゴミを水で洗い流したら、塩素で薄めた水に浸して消毒します。
私は「キッチンハイター」を使っています。

半日〜1日ほど、つけ置きしておけば大丈夫です。

塩素消毒後は、きちんと水でシーグラスを洗い流すようにしましょう。

販売手順③塩素消毒後、水で洗い流して天日干し

拾ったシーグラスを塩素消毒後に天日干しする
続いて、シーグラスを天日干しします。

我が家にちょうどいい感じのゴザがあったので、使ってみました。

ザル系のものを下に敷くと良いですね。

天気の良い日に干せば、3〜4時間程度でシーグラスは完全に乾きます。

販売手順④大きさや売れるシーグラスを選別

天日干し後は、シーグラスの選定作業です。

もっと最初の段階で行っても良い作業なんですが、私は汚れが落ちた綺麗なシーグラスの状態をきちんと確認したいので、この段階で選定をします。

先ほど「売れないシーグラスの特徴」の章で紹介したようなシーグラスは、商品には向かないので、弾いていきます。
シーグラスと思って拾ったものが、プラスティック片だったり小石だったりすることもあるので、そういったものも弾いていきます。

 

シーグラスの選定
また、シーグラスを販売する場合は、「サイズ」ごとか「色」ごとに分けた方が、お客さんも買いやすいので、おすすめです。

私は、サイズごとに分けて選定しました。

販売手順⑤オークションに出品して販売する

選定作業が完了すると、いよいよシーグラスを販売します。

「シーグラスって個人でも販売できるの?」と思うかもしれませんが、オークションやフリマアプリを使えば簡単にできてしまいます。

《シーグラスが販売できる代表的なオークション》

  • メルカリ
  • ヤフオク!
  • minne

誰でも簡単に出品自体はできるのですが、状態が良くないシーグラスや価格設定が高すぎるシーグラスは売れにくい傾向にあります。

欲張りすぎて、状態がそこまで良くないシーグラスを、高い価格設定にしても、売れ残ってしまうので、

  • 良質なシーグラスを厳選して売る
  • 質の悪いシーグラスは、ジャンク品のような感じで格安で売る

といった戦略を取ると良いでしょう。

 

また、メルカリで一度「シーグラス」と検索してみてください。

「売り切れ」にソートをかけると、実際に今まで売れたシーグラスを確認することができます。

メルカリのシーグラス販売状況
ここで、実際に売れた実績のあるシーグラスの「状態」と「価格」を確認をして、自分が出品する際の目安にしてみてください。

 

【番外編】シーグラスを使ったハンドメイド作品を作って販売する


個人的に、シーグラスを拾うようになって感じることは、「労力の割には販売単価が低い」ということです。

ほとんどがオークション形式で販売するので、自分の言い値でシーグラスを売ることができるのですが、あまりにも価格が高すぎると売れないことも事実。

私の体感ですが、100gで100円〜300円くらいの価格帯な印象です。

もちろん、状態が良いものやレアカラーはもっと高値でも販売することができるのですが、そもそも100gのシーグラスを集めるだけでも、結構苦労するんですよね。

元手は0円なので、致し方ないところなんですが、人件費と海までの交通費はかかってしまいます。(シーグラスが取れる海岸が自宅近くにある人は気にならないでしょうが・・・)

 

そこで、付加価値をつけてもっと高値でシーグラスを販売するにはどうしたら良いかと考えたところ、「シーグラスを使って、ハンドメイド作品を作ろう!」と思ったのです。

まだ実現はできていないのですが、材料費自体は無料で手に入るので、何かハンドメイド作品を作ってみようと考えています。

手先が器用な方は、ただ単にシーグラスを拾って販売するだけでなく、シーグラスを使ったハンドメイド作品を作って販売することもおすすめですよ!



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シーグラスを拾って販売する副業は想像以上に大変【デメリット】


シーグラス拾いは、元手0円で始めることができる副業なので、一見リスクもなく楽しく始めやすい副業と思うかもしれませんが、想像以上に大変です。

シーグラスを拾ってお金を稼ぐ副業には、デメリット部分も存在するので、最後にご紹介しておきます。

デメリット①交通費がかさばる

シーグラスが取れる海岸が、自宅から近くにある方なら気にならないかもしれませんが、シーグラス拾いに行く海岸までの交通費がかさばります。

電車代、ガソリン代、場合によっては高速代など。

もし、交通費に1,000円使ってしまった場合は、1,000円以上の利益を出さないと赤字になってしまい、ビジネスとして成立しません。

デメリット②販売価格が安い

オークションやフリマアプリは、個人でも簡単にシーグラスを販売することができるのですが、労力の割に販売価格が安いです。

先ほども言いましたが、私の体感だと100gで100〜300円程度。

アタリの海岸へ行くと、100gくらいのシーグラスなら、5分やそこらで集められますが、ハズレの海岸に行くと、100g集めるのもやっとです。

落ちているものが売れるので、元手が無料とはいえ、販売価格が安いと、交通費もそうですが人件費も賄えなくなってしまいます。

デメリット③ハズレの海岸も多く、無駄足な時もある

初めて行く海岸は、シーグラスが豊富に取れるかわからないので、無駄足になることがあります。

インターネットに掲載されている「シーグラスが取れる」と言われている海岸は、他にもシーグラスを拾いに来ている人がいるので、激戦なことは間違いありません。

なので、自分だけが知っているシーグラススポットがあると良いのですが、スポットを開拓するまでが骨が折れる作業なのです。

デメリット④せっかくシーグラスを見つけても売り物にならないものもたくさんある

「シーグラスを見つけた!」と思って近づいても、形がいびつだったり、シーグラスになりきれていないガラス片だったりして、売り物にならない状態のシーグラスも多く見つかります。

商品として販売できるシーグラスは、質が良くないといけないので、シーグラス拾いの難しさを痛感します。

 

【最後に】でもやっぱりシーグラス拾いは楽しい!

今回は、私のマイブームでもある「シーグラス拾い」についてと、「拾ったシーグラスを販売する方法」をご紹介しました。

デメリット部分で申した通り、想像以上にシーグラス拾いは大変です。
シーグラスが豊富に取れる海岸を探し出せば、定期的に通えば良いのですが、海岸を探し出すのがまた大変なんですよ。

ところが、シーグラス拾いは、もちろんメリットもあります。

《シーグラス拾いで感じるメリット》

  • 無料のものを拾ってお金を稼げる
  • マイペースに取り組める
  • 小さいお子さんでもできる(親子で取り組める)
  • 海岸で行えるので、気分転換に最適!
  • 週末レジャーのついでに楽しめる
  • 見つけた時の「やった!」という達成感がたまらない

私自身は、波の音を聴きながら、宝探しをしているようなワクワク感を体感することができるシーグラス拾いに、とてもやりがいを感じています。

また、釣りの「時合い(魚が釣れる時間帯)待ち」の暇つぶしとしても最適なんですよ!(笑)

また、釣り人しか立ち寄らない磯で、大量にシーグラスが発掘できるスポットなんかも探し当てることができるので、なんだか得した気分になるんです。
(←釣りそっちのけで、シーグラス拾いに勤しんでしまいますw)

興味のある方はぜひ挑戦してみてください。