こんにちは、emikiです。
私がスノーボードにどはまりしていたピークは10年くらい前になるのでしょうか。
毎週末、雪山へ滑りに行き、大学の春休みを利用して、雪山に通いまくり、
稼いだお金はスノーボードに投資し・・・
20代前半はスノーボード三昧な生活を送っていました。
基本的にはスノーボードにばかりお金を使っていたので、常に金欠状態(苦笑)。
それでもスノーボードを滑りに雪山に行きたかったので、とにかく安くスノーボード旅行ができる「バスツアー」ばかり利用していました。
格安スノボバスツアーって、金額は確かに安いのですが、旅行日程がなかなかハードなんですよ。
当時は若かったから良かったものの、30歳を過ぎた現在同じことをしろと言われても絶対に無理ですね(苦笑)。
そこで、今回は格安スノーボードバスツアーの全貌について私の体験を元に紹介したいと思います。
Contents
スノーボードの旅費をとにかく安く済ませたいなら格安バスツアー
スノーボードの旅費をとにかく安く済ませたいなら、バスツアーがおすすめです。
交通費+宿泊費+リフト券代(+人によってはレンタル代)が、とにかく安いんです。
- 滑りに行くゲレンデを選ばない(旅費の安いゲレンデを選ぶ)
- 旅行日程は、休日を避けて平日を狙う
- ハイシーズン(1月・2月)以外を狙う
以上3点に気を付けて旅行の日程を組めば、交通費+宿泊費+滞在期間中のリフト券代込みで1泊15,000円前後でスノボ旅行に行くことができます。
交通費+宿泊費+リフト券代込みですよ。
安すぎますよね・・・
もし、友人の車で4人相乗りしてスノーボード旅行に行った場合
- 交通費(ガソリン代・高速代を割り勘した内の1人分)・・・4,000円
- リフト券代・・・10,000円(約2日分)
- 宿泊代・・・12,000円
友人の車でスノーボードに行く場合は、一人当たりざっと26,000円くらい。
(人によってはさらにレンタル代が加算される)
バスツアーの場合の15,000円と、友達と車ででかける場合の21,000円では、バスツアーの方が断然安いことは明確です。
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【格安バスツアーの実態】安いけど体力的にハード!(→若者向け)
格安バスツアーは、とにかく料金が安いのが魅力なんですが、実態はなかなかハードです。
バスツアーは、深夜に夜行バスで出発して、翌朝ゲレンデに到着する車中泊プランと、普通に朝出発する2パターンがあります。
深夜に出発する車中泊プランは、朝一番リフトが動き始めるのと同時に滑ることができるので、リフト一日券をフルに活用でき、スノーボードをがっつり滑りたい人にはおすすめですが、体力的にはかなりハードです。
具体的にどのような点がハードかというと、
- バスの中で睡眠をとるのがキツイ
- 乗車時間が無駄に長い
- トイレがついていないバスの場合、突然の尿意に困る
- 座った態勢で寝るので、体が痛くなってくる
- ゲレンデが開くまでの時間、待ちぼうけする
- オール明けのような体力でスノーボードを滑らなければならない
このような感じです。
ひとつずつ解説していきますね。
バスの中で睡眠をとるのがキツイ
どこでも寝れる人にとったら大した問題ではないかもしれませんが、バスの中で完全に熟睡するのは正直厳しいです。
長距離専用のバスのように、リクライニングをしっかり倒せたり、ゆったりとしたスペースが確保されているのなら良いのですが、普通の観光バスでの移動がほとんどなので、リクライニングも満足に倒せず(後ろの席の人に気を使うため)、席も狭い・・・
座席にほぼ座りっぱなしなので、寝る態勢も次第に疲れてくるし、途中で何度も目が覚めてしまいます。
車中泊は、完全に熟睡するのは本当に難しい環境です。
私も寝れて、MAX2時間くらいでした。。。
バスでも疲れず眠りやすいグッズを用意しておくと少しはマシかも知れません。
トイレがついていないバスの場合、突然の尿意に困る
格安ツアーのバスの場合、バスに専用のトイレがついていないことが多いです。
私も数え切れないほどスノーボードのバスツアーに参加しましたが、トイレ付きバスに乗車できたのはたったの1回だけでした。
高速道路にはコンスタントにトイレがあるのですが、田舎に行くにつれトレイがないので、尿意をもよおした場合地獄です。
男性は良いですよ、そこら辺の広場に止めて、最悪立ってできますからね。
しかし、女性の場合はそうもいきません。
恥ずかしいですが、運転手の方に「トイレに行きたい」という旨を伝えて、早めのトイレ休憩のお願いをすることになります。
もちろん、コンスタントにはトイレ休憩があるのですが、尿意は突然襲ってきますからね。バス乗車時は、利尿作用のあるお酒を飲むのを飲むのは控えた方が良いでしょう。
尿意も困りますが、腹下しをしたらさらに大変な思いをするので、バス内での暴食暴飲は控えた方が良いでしょう。
私も、トイレに行きたくなるのが嫌で、バスではほとんど飲食をしませんでした。
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乗車時間が無駄に長い
私は東京から長野・新潟のゲレンデに滑りに行っていたのですが、高速道路で順調に進めば4時間くらいで到着してしまう程の距離です。
しかし、あまりにも早く目的地についてもゲレンデも開いていないし、乗客も手持ち無沙汰になるので、時間をかけてゆっくり目的地に到着します。
(あるいは高速料金の節約で下道を使っているのか)
新宿を22〜23時に出発し、翌朝5〜6時に現地に到着していたので、片道7・8時間かかっていることになります。
高速で普通に目的地に向かう2倍の時間がかかるわけですから、無駄に乗車時間が長すぎて疲れます・・・(苦笑)
・車中泊のため目的地に早くついても意味がない
・片道分の高速代の節約(←格安ツアーなのでね)
と言った点から、致し方ないのかも知れませんが、バスの乗車時間は長時間に渡るので、覚悟しておいた方が良いです。
爆睡できれば、あっという間に時間も過ぎ、朝起きたらゲレンデに着いているという感覚なんでしょうが、眠れなかったらなかなか地獄です(苦笑)。
バスには消灯時間が設けられているため、時間をすぎると車内灯が消されます。
紙ベースの本は読めないので、スマホで電子漫画を読んだり、動画を見て暇を潰すと良いですね。
地方の道を通るので、スマホやWi-Fiがいつ圏外になるか分からないため、Hulu、Amazonプライムなどの事前に動画をダウンロードしておける(オフライン視聴できる)動画配信サービスがおすすめです。
- Hulu→日テレ系作品見放題、月額933円(2週間無料体験)
- Amazonプライム→ビデオ以外のサービスの恩恵が受けられる、月額400円(30日間無料体験)
それぞれ無料体験期間があるので、スノボ旅行前に登録しておくと良いでしょう。
もちろん、無料体験期間内に解約すれば、お金は一円もかかりません。
https://emiki73.com/alone-life-vod-11816
座った態勢で寝るので、体が痛くなってくる
座った態勢で睡眠するので、お尻や首、腰が痛くなってきます。
首なんかは特に、寝違えたみたいに痛くなることもあるので要注意です。
次の日の滑りに影響することもあります(笑)。
コンスタントに休憩があるので、面倒くさがらずにマメにバスから降りて休憩をとるようにしましょう。
ゲレンデがオープンするまでの時間、待ちぼうけする
前日の22〜23時に出発し、翌朝5〜6時に現地に到着するのですが、ゲレンデがオープンするにはまだ早すぎます。
宿泊施設も、チェックインの時間にも早すぎます。
なので、待機場所として宿泊施設にある大広間が提供されるので、その場所でゲレンデがオープンするまでの3~4時間待つことになります。
一緒のバスで来た他の乗客たちも一緒にその大広間で時間を潰すので、自分達だけの空間ではありません。
化粧や朝の身支度をしたり、話をして盛り上がっているグループもいたり、カードゲームをして過ごす人もいたり、仮眠をしている人もいたりと、様々な方法で暇を潰します。
仮眠を取れたら一番なんですが、大広間の中で大人数がワイワイガヤガヤしているため、なかなか寝付くことも難しいです。
結局、ここでも満足に睡眠は取れないので、ゲレンデがオープンするまでの3~4時間、仲間内で何かしらをして暇を潰すことになります。
私も当時は若かったので、バスで満足に睡眠が取れなくても、朝から元気に恋バナに花を咲かせていましたよ(笑)。
今だったら、完全に無理ですね・・・
オール明けのような体力でスノーボードを滑らなければならない
- バスの中ではろくに寝れない
- ゲレンデがオープンするまでの待機時間も寝れない
とにかく、寝れていない状態でスノーボードというハードな運動をしなければならないので、旅行初日は体力勝負。
体力がないと本当にキツイですね。。。
20代前半だった当時の私は、オールなんてへっちゃらで、睡眠不足の疲れも吹っ飛ばしてスノーボードを楽しんでましたが、アラサーになってくると、こんな無茶なスケジュールだと、まとにもスノーボードを楽しめる余裕なんてありません。
だから思うのです。
格安スノーボードツアーを楽しめるのは「10代〜20代限定」だと。
いや、30代以上でも体力がある方なら問題ないと思うのですが、スノーボードを純粋に楽しみたいなら、スノーボード以外で体力を消耗しておかない方が良いですよね。
30代以上の方は「朝出発のバスツアー」か「新幹線パックツアー」がおすすめ
同じ格安バスツアーでも、「朝出発」プランの方が体力的に少しゆとりが持てます。
朝7時に新宿駅集合とかになるんですが、自宅でしっかりと睡眠が取れる分、体が何倍も楽です。(←重いスノボケースを抱えて満員電車に乗るという地獄はありますが(苦笑)。)
また、新幹線で簡単に行ける「GALA湯沢」というゲレンデもあるので、そちらを利用するのもおすすめです。
東京駅から、なんと77分でゲレンデに着いてしまうんです!
私も何度も行っているのですが、新幹線の改札を降りたらすぐにゲレンデなので、マジで便利ですよ。
朝出発となると、必然的に滑る時間は短くなるのですが(←車中泊は朝一番から滑れます)、移動に体力を消耗することもなく、滑りに集中できるのでおすすめです。
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スノーボード格安バスツアーのメリット・デメリット
スノーボード格安ツアーを利用するメリット・デメリットを簡単にまとめます。
格安バスツアー《メリット》
- とにかく格安でスノーボードを滑ることができる
- 一日中みっちり滑ることができる
- 旅費を安く抑えて、たくさんスノーボードの練習をしたい人におすすめ
- 友達同士で行くと、修学旅行みたいなノリで楽しい♪
格安バスツアー《デメリット》
- 体力的にキツイ
- バスという団体行動になるため自由が効かない
お金を取るか、体力を取るかといったところでしょう。
体力に自信のある方、どんな場所でも寝れる方は、格安バスツアーのストレスも感じにくいので最強ですね。
スノーボード格安バスツアーおすすめツアー会社
最後に、スノーボード格安バスツアーおすすめの会社を紹介します。
夜発日帰りバスで、4,000円代の料金で提供されているプランもあります。
もちろん、交通費とリフト券代込みの値段。
リーズナブルに安くスノボツアーを利用したい人におすすめです。
トラベックスツアーズ
(←おしゃれなウェアを追加料金ナシでレンタルできる!)
スキー・スノーボード用の「一人旅専用プラン」が設けられているので、スノボを楽しみながら一人旅気分を味わいたい人におすすめです。
朝発バス・夜発バス・新幹線・マイカーと4つのプランが用意されているので、自分に合う交通手段を選んで、参加してみてください。
各サイトをチェックして、ご自身の予算にあったプランを探してみてください。
最後に
今回は、格安スノーボードバスツアーの実態についてご紹介しました。
当記事をここまで読んで、「キツそう!」と思った方もいらっるとは思いますが、私はそれ以上に「楽しかった」想い出しか残っていません。
ありえないほどたくさん笑って、たくさん練習して、たくさん悔しい思いをして、時にはゲレンデマジックに翻弄されて(笑)・・・
仲間たちと全力で楽しんだスノーボードライフは、今でも忘れられない私の大事な宝物です。
「若かった」からできたことだとも思いますが、若いうちはちょっとくらいは無茶しても楽しんだ者勝ちですよね!
当時を振り返ると、そう感じます。
みなさんも楽しいスノーボードライフを満喫してください♪