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独身一人暮らしがペットを飼うのはダメなこと?メリット・デメリット12個

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こんにちは、emikiです。

「独身で寂しいから」
「一人暮らしで人恋しいから」
といった理由から、ペットを飼う人も多いのではないでしょうか。

独身で、しかも一人暮らしでペットを飼うことは、メリットになる反面、デメリット部分が多いため、覚悟がない生半可な気持ちでペットを飼うことは、おすすめできません。

しかし、独身にとっては、ペットは自分の生きがいになり、家族がわりになるかけがいのない存在となることも事実であり、できることならペットを飼いたいと考える人も多いでしょう。

そこで今回は、独身一人暮らしでペットを飼うメリット・デメリットと、その実態をご紹介します。

内容がサクッと分かる目次

独身一人暮らしがペットを飼うメリット


まずは、独身一人暮らしが、ペットを飼うメリットをご紹介します。

一人暮らし・独身の寂しさを紛らわすことができる

独身かつ一人暮らしだと、孤独を感じてしまう場面が多いです。
家に帰っても、話し相手もおらず、楽しさ・喜び・悲しみなどの感情を共有する人も身近にいないので、「寂しい」「つまらない」と感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

そんなとき、ペットを飼っていると、生き物の温かみに触れることができるので、「寂しい」「孤独」といったネガティブな感情を感じにくくなります。

独身一人暮らしで、ペットを飼う人が後を絶たない、最大の理由でしょう。

 

癒しを得ることができる

あどけない仕草の動物を愛でたり、ふわふわで触り心地の良い動物を撫でたりすることで、最高の癒しを得ることができます。

ペットは、仕事で心身ともに疲れた自分を、存在するだけで癒してくれます。

独身で家族がいない一人暮らしにとっては、私生活における最高のパートナーともいえます。

 

生きがいを持つことができる

家族がいる世帯者の場合は、生きがいが「家族」や「子供」になることが多いのかもしれませんが、独身一人暮らしの場合は、生きがいになるような人が存在することは少ないです。

そんな、独身一人暮らし者にとってペットの存在は、まるで我が子のよう。

自分に懐く我がペットの姿を見て愛おしく感じ、「自分がいなければ、この子は誰が守るんだ」と、自分の人生にやりがいや生きがいを見出すことができます。
ひいては、自分の存在価値をペットから見出すことも。

また、動物は人間のように裏表がなく「裏切らない」ので、傷心気味の単身者が、パートナーとして選ぶことも多いです。

 

ペット好き同士のコミュニティが広がる

特に犬などの散歩が必要なペットを飼った場合、ご近所に知り合いができたり、同じ犬種を飼っているもの同士のミュニティーに入ることができます。

ペットつながりで自分自身の交友関係を広げることができ、出会いのきっかけにもなります。


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独身一人暮らしがペットを飼うデメリット


独身一人暮らしがペットを飼うことは、メリットばかりではありません。
むしろ、デメリット部分の方が多いです。

続いて、独身一人暮らしが、ペットを飼うことで生じるデメリットをご紹介します。

 

ペットを飼える物件を探さなければならない

賃貸物件に住んでいる場合、「ペット可」物件に住まないと、ペットを自宅で買うことができません。

「ペット可」物件自体はたくさんあるのですが、必ずしも自分が住みたいエリアで希望の金額の家賃に住めるとは限りません。

「ペット可」物件は家賃も高く、修繕費用を見越して、敷金が通常より余分にかかってしまいます。

しかも、ペットの一生涯の面倒を見続けなければならないので、10〜20年継続的にペット可物件に住み続けなければなりません。

金銭的にゆとりがあるのなら問題ないのですが、自分の生活だけでもカツカツという人は、ペットを飼うのを控えた方が良いでしょう。

 

エサ代・保険代・医療費など、継続的な費用がかかる

ペットを飼う場合は、住居費も割高になり、10〜20年とエサ代・保険代・医療費などを継続的に払い続けなければなりません。

とにかく「お金」がかかってしまうのです。

以下に、1年間にかかるペット費用を記載します。

エサ代6万4,280円4万2,258円
医療費3万8,844円2万2,818円
シャンプー・カット・トリミング3万3,173円5,371円
ワクチン・健康診断2万8,352円1万1,903円
保険料2万7,617円2万2,929円
日用品1万7,746円1万8,148円
洋服1万1,774円1,461円
ペットホテル・シッター1万1,735円2,600円
しつけ・トレーニング7,698円0円
首輪・リード5,394円2,090円
ドッグラン2,303円0円
1年間の合計出費24万8,916円12万8,941円

(参考:アニコム損害保険調べ)

  • 犬を飼う場合の1年間の出費の平均・・・24万8,916円
  • 猫を飼う場合の1年間の出費の平均・・・12万8,941円

 

仮に、15年間飼った場合、

  • 犬を15年間飼った場合の出費・・・373万3,740円
  • 猫を15年間飼った場合の出費・・・193万4,115円

以上の出費を覚悟しなければなりません。
ペットの一生涯を面倒見るということは、自動車一台を買えてしまう金額が必要ということです。

一人暮らしかつ独身で、以上の金額を10〜20年間払い続ける覚悟はできていますか?

 

時間的拘束が発生する

ペットを飼って世話をすると、どうしても時間的拘束が発生します。
毎日決まった時間にエサをあげたり、マメにトイレの掃除をしたり、ブラッシングをしたり、散歩に出かけたり・・・
体調を崩したら、病院にも連れていかなければなりません。

時には、仕事やプライベートの時間を割いてでも面倒を見なければならない場面も出できます。

悠々自適でなにものにも縛られない独身者の生活とは、程遠い生活環境になってしまうこともあるのです。

 

気軽に外泊ができない

ペットを飼うと、時間的な拘束が発生してしまうと同時に、気軽に家を空けることができません。
「今日はオールしよう!」と、急な外泊ができなくなることはもちろん、旅行に出かける際も、ペットホテルに預けたり、ペットシッターにお願いをしなければなりません。

生き物の命を預かっているので、無責任に何日も放置することは、絶対にあってはならないこと。
交友関係が広く、趣味もアウトドア派で、自宅を空けがちな人は、ペットを飼うには向いていないでしょう。

 

ペットロス

ペットを溺愛し長く買い続けると、家族のような存在となります。
しかし、命あるものはいずれ亡くなってしまうものです。

いつもそばにいた存在を突然失うことで、ペットロスに陥る可能性もあります。
特に独身で一人暮らしの場合は、身近に悲しみを共有できる人もいないため、一人で抱え込んでしまうことも。

日常生活はおろか、仕事にも支障が出てしまう可能性もあるので、ペットに依存しすぎない“シングルの生き方”も模索しておく必要があります。

 

独身一人暮らしでも飼える犬猫を探すのが難しい

みなさんは、自分が飼うペットをどこから迎い入れますか?

ペットショップの場合は、購入に際し特に厳しい審査等はないのですが、販売価格が高額です。(血統書付きだと、数十万円もする犬猫はたくさんいます。)

たまたま見つけた捨て犬・捨て猫を自分で保護して、自分で育てるというパターンがあるかもしれませんが、野良犬・野良猫を見つけること自体なかなか難しいです。
(特に野良猫は、「地域猫」として周辺地域の人に管理されている可能性が高いです。野良犬は、そもそもあまり見かけません。)

出来るだけ安く犬猫を迎い入れたいのなら、犬猫の里親として保護団体から引き取ることがおすすめです。

しかし、里親になる条件は、とても厳しいのが現実です。

保護団体にもよるとは思うのですが、基本的に一人暮らしの人は審査対象外とされます。
(その他にも、日中誰かがいる家庭、小さい子供がいる家庭はNGなど、審査が厳しいです。)

金銭的負担をかけてペットショップで購入するのであれば、すんなりペットを引き取ることができますが、それ以外の場合は、そもそも引き取ること自体が難しく、一人暮らしだとさらにそれが不利に働いてしまうのです。

 

途中で嫌になっても投げ出せない

ペットを飼うということは、生き物の命を預かることなので、嫌になっても、面倒になっても、途中で投げ出すことはあってはなりません。

天寿をまっとうするまで、きちんと寄り添ってお世話をする必要があります。

 

ペットを飼うと「結婚できない」と言われている・・・

ペットを飼うと「結婚でいない」と、世間では言われています。

その理由は、「一人で寂しい」という感情を、ペットを飼うことで埋めることができるからです。
ペットを飼うことで、人恋しさを感じにくくなり、現状に満足して、積極的に「恋人が欲しい!」「出会いが欲しい!」と思って行動を起こさなくなるのです。

これは確かに「独身まっしぐら」な思考ですね・・・。

かし、必ずしもペットを飼うすべての単身者が、結婚できないというわけではありません。
現に私の友達数人も、独身一人暮らしでペットを飼っていたのですが、きちんと結婚できています。

そんな彼女たちに共通していたことは、ペットを飼うことで寂しさを埋めるのではなく、人との出会いも積極的に行っていたことです。

ペットを飼うことと、自分が結婚できないという理由を安易に直結しないようにしましょうね。


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独身一人暮らしがペットを飼うメリット・デメリットまとめ


独身一人暮らしが、ペットを飼うメリット・デメリットを最後にもう一度まとめると、以下の通りです。

《ペットを飼うメリット》

  • 一人暮らし・独身の寂しさを紛らわすことができる
  • 癒しを得ることができる
  • 生きがいを持つことができる
  • ペット好き同士のコミュニティが広がる

《ペットを飼うデメリット》

  • ペットを飼える物件を探さなければならない
  • エサ代・保険代・医療費など、継続的な費用がかかる
  • 時間的拘束が発生する
  • 気軽に外泊ができない
  • ペットロス
  • 独身一人暮らしでも飼える犬猫を探すのが難しい
  • 途中で嫌になっても投げ出せない
  • ペットを飼うと「結婚できない」と言われている・・・

う〜ん・・・。
こうして項目を並べてみると、デメリットの方が多く感じますね〜。

独身一人暮らしで、ペットを飼う難しさを痛感します。

しかし、まったく無理という話ではありません。
私の独身友達も何人かペットを飼っていて、とても充実した生活を送っています。
(私も猫を飼いたいと思っているので、ウラヤマシイ・・・)

生き物の命を預かっているということを理解し、一生涯愛情を持って面倒を見る覚悟を持ち、決して途中で投げ出さないこと。

この心持ちは、独身一人暮らしとか関係ないのですが、ペットを飼うすべての人に共通して言えることなのです。

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