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デザイナーの転職

時間の余裕がない!デザイナーが在職中に転職活動をするのって大変?

この記事は、デザイナーが在職中に転職活動をするか否か…について書いています。

 

転職を考える時、

「会社を退職してから転職活動をするのか」
「在職中に転職活動をするのか」

悩みますよね。

 

私自身も、過去に3回ほど転職を経験してきました。

業績不振の影響で突然解雇された経験もありますが、それ以外はすべて在職中に転職活動を行ってきました。

「デザイナーって朝から晩まで激務な仕事現場だから、転職活動をする時間や精神的な余裕もないんじゃない?」

と思うかも知れませんが、私はそこまで激務な会社ではなかったので、在職中の転職活動も可能でした。

そこで今回は私の体験談を交えつつ、デザイナーが在職中に転職活動を行う実態についてご紹介します。

 


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デザイナーが在職中に転職活動を行うメリット

まずはデザイナーが在職中に転職活動を行うメリットについて紹介します。

「在職中」に転職活動をするのか「退職して」から転職活動をするのか、参考にしてくださいね。

 

  1. 金銭的に困窮することはない
  2. 職務歴にブランクがつかない
  3. 転職先をじっくり吟味できる

在職中に転職活動を行うメリットは以上の通りです。

ひとつずつ確認していきましょう。

 

金銭的に困窮することはない

私が何故いままで在職中に転職活動を行ってきたかというと、「金銭的に余裕がなかったから」という理由が一番大きいです。

東京で一人暮らしをしていたので、日々の生活費が給料を圧迫していました。

当時の私は遊びたい盛りの20代だったので、交際費も散財してしまい、お恥ずかしい話ですが貯金がまったくありませんでした。

 

元々安月給だったので、そんなに無駄遣いしているつもりもなかったのですが、気づけば「給料日まで1週間もあるのに残金3,000円しかない!」なんて生活を送っていましたね…。

こんな生活状況で、ある日突然解雇になった経験もあるのですが(しかも雇用保険未加入で失業保険ももらえなかったという)、長くなるのでここでは割愛します。

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話がズレてしまい申し訳ありません。。。

このような生活を送っていた私なので、仕事を辞める=収入が途絶える(貯蓄無し)ということなので、とてもじゃないけど仕事を辞めた後に転職活動…という選択肢は考えられませんでした。

例え嫌でも、働きながらの転職活動しか選択肢がなかったのです。

 

転職活動をスタートしても、いつ再就職先が決まるかは分かりません。

1ヶ月以内に内定をもらえる可能性もあるし、3ヶ月経っても内定がもらえない可能性もあります。

金銭的にゆとりがあって、1年くらい無収入でも十分に生活していける貯蓄がある人にとったら関係のない話なんですが、金銭的に余裕がない人が仕事を辞めてから転職活動を行うには少々リスクが伴います。

貯蓄がつきそうだからという理由で、焦って決めた再就職先がとんでもないブラック企業だった!なんて事態にもなりかねません。

働きながらの転職活動の場合は、現職を辞めない限り収入が途絶えることがないので、じっくり腰を据えて転職活動にのぞむことができます。

 

 

職務歴にブランクがつかない

転職活動の際、「職務歴にブランクがあると不利になってしまう」という話も聞きます。

もちろんすべての企業に限らないのですが、単純に採用側は、「ブランクの間は何をしていたのかな?」と、疑問を持ちますよね。

 

ブランク期間中、自分磨きのため留学していた、勉強に勤しんでいたなどの理由があればいいのですが、ズルズルと無職期間が長引いてしまうと、自分自身が理由に苦しむことも。

 

その点、働きながらの転職活動の場合は、再就職先が見つかればスムーズにジョブチェンジできるので、職務歴にブランクもつきません。

今後の転職活動にも、影響を与えることがない点も大きなメリットです。

 

 

転職先をじっくり吟味できる

働きながらの転職活動なので、現職を辞めない限り収入を得ることができます。

収入にゆとりがあるので、「来月までに再就職しなきゃ!」と、焦る必要がなく、時間をかけながらゆっくり転職活動を進めることができます。

 

焦って決めた再就職先が自分には合わなくて、結果的に「転職に失敗した!」なんて事態も最小限に抑えることができます。

人生のターニングポイントにもなり得る「転職」は、じっくり時間をかけて選びたいものですよね。

 



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在職中に転職する「デメリット」

メリットとは反対に、在職中に転職活動を行うデメリットも存在するので紹介します。

  1. 仕事に、転職活動に、とにかく忙しなる
  2. 面接日などの日時の融通が効かない
  3. 忙しさにかまけたり現状に満足したり、次第に転職への意志が弱くなる

ひとつずつ確認していきましょう。

 

 

仕事に、転職活動に、とにかく忙しなる

働きながらの転職活動は、本当に忙しいです。

平日の日中はもちろん転職活動に時間を割けないので、帰宅後の数時間で頑張るしかありません。

私は時期によっては定時で帰れる比較的激務が少ない現場で働いていたので、多少なりとも時間に余裕はありました。

しかし、毎日深夜残業で忙しい人にとったら転職活動と仕事の両立は、本当に厳しいのが現実でしょう。

この場合は、一旦仕事をやめて体調を整えてから転職活動にのぞんだ方が良いかも・・・

 

働きながらの転職活動を上手く立ち回るコツに関しては、後述しますね。

 

 

面接日などの日時の融通が効かない

働きながらの転職活動だと、面接日の日程の調整がうまく取れません。

平日勤務が中心の企業の場合は、特に!

私の場合はシフト制だったので、週5勤務すれば平日・休日問わずいつでも休めたことが幸いしました。

なので、休みを平日中心に調整して、面接に行っていました。

平日に休みを取れない人は、有給を取得するなどして、面接にのぞむことになりますね。

また、事情を説明すれば、平日の遅い時間や土日に面接を行ってくれる会社もあります。

 

 

忙しさにかまけたり現状に満足したり、次第に転職への意志が弱くなる

働きながらの転職活動は忙しいので、徐々に転職活動をする余裕がなくなり、次第に転職への意志が弱まってしまうこともあります。

現状の職場に満足している場合は、それでも良いと思うのですが、「本当に転職したい!」と強い意志を持たなければ、転職活動自体に挫折してしまうことも考えられます。

 

 

デザイナーが在職中に上手く転職活動をするコツ

デザイナーが在職中に転職活動をするコツは、以下の3つです。

  1. 時間を確保する
  2. 「転職するぞ!」という強い意志を持つ
  3. 【裏技】コネを使う

 

まずは、時間の確保をすることが一番大切です。

仕事を探す時間がなければ、転職活動がうまく行くなんてあり得ませんからね。

 

私の場合、通勤時間や寝る前の時間を使って、とにかく空いた時間に求人を探しまくったり、履歴書・職務経歴書の作成をしたり、ポートフォリオの作成をしたりしていました。

 

「転職を成功させるぞ!」という強い意志ももちろん必要なんですが、私の場合、転職活動の求人表を見ていると、自然とやる気が湧いてきましたよ。

「これだけの給料がもらえたら、ゆとりを持った生活が送れるな」
「この会社自分好みのデザインだな!ここで働けたら楽しそう!」
「福利厚生が手厚いな〜社員旅行でハワイに行けるんだ〜」

と、求人票を眺めているだけで妄想が膨らみ、転職活動のモチベーションが上がったりもするんですよね!

 

また、「業界のコネや、知人・友人のコネを使って転職する」という方法もおすすめ。

自分自身で転職サイトを使って転職活動を行うよりも、手間も労力もかなりショートカットできます。

私の友人には、今までの転職先はすべて「コネ」だったという人もいます。

仕事上、取引先の会社、デザイナーの友人などコネを形成する場面はいくらでもあるので、「コネ」を使った再就職もおすすめです。

 



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在職中の職場に「仕事を辞めると」言うタイミング

在職中に転職活動をする場合、現状勤めている職場にいつ辞める報告をすれば良いのでしょうか。

転職活動をスタートすると同時に?
転職活動にある程度の目処がついた時に?
再就職先が正式に決まった時に?

 

再就職先との兼ね合いや、現職の就業規則によるので一概には言えませんが、一般的に仕事を辞める1〜2ヶ月前に事前に申し出ることがのぞましいとされています。(法律的には14日以内のようですね。)

でも現実的には、引き継ぎなどのことを考えると、2ヶ月前以上が理想です。

 

ちなみに私の場合は、転職活動をスタートすると同時に「退職意志がある」旨を在職中の会社に伝えました。

なんか隠しながらコソコソと転職活動をするのが性に合わなかったので、ズバリ先に言っておきました。

辞める意思を伝えて転職活動を経て、現職を辞めるまでの間は、トータル3ヶ月くらいだったと思います。

 

転職活動を始めたと同時に「辞める意思」を伝えておいたので、引き継ぎに関してもスムーズにできたので、退職に際しバタバタすることもありませんでした。

 

▽会社に退職の意思を伝えるのを渋ってしまう人はこちらの記事へ▽

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退職してから転職活動を行うのもあり!

在職中に転職活動を行うには、ある程度時間のゆとりが持てるデザイナーでなければ難しいのですが、一度退職してから転職活動を行うのも1つの方法です。

一度退職をしてから転職活動を行う場合の最大のメリットは、時間のゆとりが十分に持てるという点です。

激務に支配されていた日々が嘘のように、ゆっくりと休むことができます。

今までの激務な環境で心身ともに疲労困憊している人は、退職を機に一度休んでリフレッシュしてから、転職活動をすることもおすすめですね。

 

「働かないと収入がない・・・」

と、悩んでしまうかもしれませんが、

失業保険もあります。(自己都合の場合、3ヶ月の給付制限期間がかかりますが)

つなぎでとりあえずのアルバイト先を見つけるのも良いでしょう。

アルバイトなので、この際、他業種に挑戦してみても面白そうですね。

 

また、在宅でデザインスキルを活かせるクラウドワークスで稼ぐ方法もあります。

デザインスキルさえあれば、自宅でデザインの仕事をこなして日銭を稼ぐことも可能なので、少しずつお金を稼ぎながら転職活動を続けてくださいね。

 

▼フリーランス・副業でデザインの仕事を探したい方はこちらの記事へ▼

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最後に

デザイナーが在職中に転職活動を行う方法について解説しました。

激務のデザイナーにとっては働きながらの転職活動は難しいかもしれませんが、当記事を少しでも参考にしていただけると幸いです。

みなさんのキャリアチェンジが叶いますように、祈ってます♪

 

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